くちづけでは長く、愛には短すぎて: されど罪人は竜と踊る4 (角川スニーカー文庫 165-4)
- KADOKAWA (2003年12月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (342ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044289041
作品紹介・あらすじ
竜の顎から少女を救い出した俺達は、柄にもないことに彼女の故郷を探す旅に出た。俺、ガユスと相棒のギギナ、少女アナピヤと猫。かつて俺が味わったことのない幸せな気分で始まった、3人と1匹の旅は…どうしてか兇悪卑劣な咒式士5人組に追われ、やっぱりと思うまもなく、加速度的に事態は悪化してゆく。これは前途多難というより、すでに脱出不可能な大事件なのでは!?シリーズ第4弾は、恋のロードムービーのはずなのに。
感想・レビュー・書評
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図書館で。
結構な数の敵が出てきてるのにこの枚数で終わるのかな~と思ったら上下巻だった。
個人的にガウス?ガユス?の女性をおちょくる態度があまり好きではないので何が良くてジウ?ジヴ?は恋人してるのかな~と思ってたりもするので別れ話はなんかリアルで納得。個人的にはこの二人はどっちもどうかなぁって所があるので正直、お似合い観はある。他人を信じられないクセに他人には信じてもらって愛されたい男とそんなダメ男でも見捨てられない女って事で割れ鍋に綴じ蓋感が。とは言えジヴ?もあまり好きなタイプではないんですけどねぇ。なので愁嘆場もどうせヨリ戻すんでしょう?って感じでその辺りはちょっと冷めた目で見てしまった。登場人物にあまり好きなキャラが居ないラノベって反対に結構面白いな。
なんか世界観とかお話は嫌いじゃないんだけれども主人公の悲観とかどうせ俺なんてチラチラみたいな所が段々めんどくさいなぁと思わなくもない。けど続きは気になるのはあるいみスゴイ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
容赦なさすぎてヤバイ。鬱だ
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このシリーズの中で1番好きなサブタイトル。移籍してからはサブタイトルが英語になってしまって残念だと思うくらい。しかし内容は…読むのにパワーを要する。グロい場面をなるべく脳内で想像しないように頑張った。
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タイトルのセンスは中々好き。
一体どう結論づけるのか、と思いながら読んでいたら、初の上下巻だったというオチ。
個人的にジヴとガユスが好きなので、ジヴが随分と全面に出てきているこの巻は好き。 -
やっぱりガユスには変態に好かれるなにかがあるのかもしれない。
ラストのユラヴィカとチェデックの会話がなんとも泣ける。
チェデックは幸せになって欲しいキャラだ。
こんな男を相棒にしてたら、ユラヴィカだって何か変わると思うのに。 -
上下合わせて最高傑作だったと思う
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暗黒のアナピヤ編の前篇。
読む人は心せよ。
まともな登場人物が少なすぎです。
でもまだこの巻は平気なほう。
心の病んでる方は読んだ方が良いのか、悪いのか・・・。
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され竜シリーズ四作目。
がガガガ文庫に移籍してからまだ姿を見せない(おそらく永遠に見せないであろう)アナピヤが初登場します。 -
読んだー!
でもコレ以外には二巻しか読んだ事ないから、
内容はやっぱりさっぱり解んなかった;
でも何となくな所は掴めた気はする!
詳しい事解んなくても充分楽しめた! -
このシリーズ上一番ともいえるグロ話の前編です。
これは本当えぐかった。
いい話だけど悲しかった。