機動戦士ガンダムSEED (2) 砂漠の虎 (角川スニーカー文庫 G 5-2)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 325
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044291020

作品紹介・あらすじ

クルーゼ隊の執拗な追撃を振り切り、地球へと降下したアークエンジェルだったが、当初、予定していた大西洋連邦本部を大きく外れ、アフリカ北部へと降り立つ。しかも、そこは敵勢力圏の真っ只中。独力でアラスカへの突破行を試みるアークエンジェルであったが、その前にザフトの名将、通称"砂漠の虎"こと、アンドリュー・バルトフェルドが立ち塞がる-大人気TVシリーズの完全小説化第二弾!熱砂の戦場を駆け抜けろ、ガンダム。

感想・レビュー・書評

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  • 戦争の終わりとは?

    ナチュラルとコーディネーターに違いはあるか。
    カガリとの再会、バルトフェルドとの出会いがキラに疑問を投げかける。
    それは、キラにとっての通過儀礼。
    序盤は修羅場が目立つけど、それもまたキラの成長につながる。

    解説にある多様性のお話は現代にも通ずる。

  • 舞台は宇宙から地球へ。
    守りたかったものがまたキラの目の前で散っていきました。泣きじゃくるキラにフレイが手をさしのべます。「大丈夫・・・私がいるから・・・」その言葉にすがるしかなかったキラ。ふたりの想いはすれ違ったまま抱き合うことでしか、壊れそうな心を繋ぎ止めることが出来ませんでした。だんだん深みに嵌っていきますねキラくん。優しくて繊細で素直な少年だからでしょう。自分で全てを背負っちゃいます。
    フレイもキラへ歪んだ感情を押しつけることでしか、今の自分の状況から目を逸らす術がないんでしょうね。父親が目の前で殺されて戻る場所がなくなってしまった・・・なんて考えるの怖いですよ、15歳の少女にとっては。閉塞感漂う苦しい展開のキラくん、孤立気味です。
    だけど、カガリが再登場してキラに新鮮な風を起こしはじめます。カガリの真っ直ぐさは眩しいです。けれど危うい。その危うさにビシッと直球を投げつけてきたのが、ザフトの名将、通称〝砂漠の虎〟アンドリュー・バルトフェルド。戦争はどこで終わりにすればいい?敵であるものを、すべて滅ぼして?敵として出会ってしまったバルトフェルド、アスラン、コーディネイターをみんな滅ぼしたら戦争は終わるの?これからも戦っていくキラやカガリには、その答えはまだ見つけられません。ていうか、みんな答えられないでしょう。立ち止まって考えたり、分かろうとしたら戦争は起こらないと思います。今のキラには、殺したくなかったのにと涙を流すしか出来ません。
    さて、アスランは宇宙でキラくんが無事に地球に降りたか仲間のことより心配してます(笑)ラクスにはキラのことを好きと言われ動揺しちゃってるし、まるで弟大好きなお兄ちゃんのようでした。

    アニメPHASE21まで

  • .

  • 原作見てないと創造しずらい

  • とりあえずフレイ!!!!!!!!!救い用がないです。

  • アニメで放映された機動戦士ガンダムSEEDのノベライズ!
    アニメでは分かりづらかった細かい設定。
    キャラクター達の心の動きなど、アニメで放映されなかった部分まで!
    アニメで分からなかった所があった人にはもちろん、SEED好きにもおススメ☆

  • ガンダムSEEDはまってきたね、わたし。「どうやって勝ち負けを決める?どこでおわりにすればいい?」答えの出ない問い。ザフトの名将アンドリュー・バルトフェルド。

  • 「そうして、どこまで行けば終わりになるのかね! 敵も我らも、すべて滅びてからでは遅いのだぞ!」<br>◆<br>2004.04.21.読了。所有。SEEDを知るきっかけになった「気持ちだけでいったい何が守れるっていうんだ!」が使われた状況がわかってすっきり。

  • バルトフェルドとアイシャが死ぬまで。

    でも泣けるよなぁ

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