涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 8959
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044292010

作品紹介・あらすじ

「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上」。入学早々、ぶっ飛んだ挨拶をかましてくれた涼宮ハルヒ。そんなSF小説じゃあるまいし…と誰でも思うよな。俺も思ったよ。だけどハルヒは心の底から真剣だったんだ。それに気づいたときには俺の日常は、もうすでに超常になっていた-。第8回スニーカー大賞大賞受賞作。

感想・レビュー・書評

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  • スニーカー大賞の大賞受賞の本作。
    数少ない大賞受賞作品の1作で、普通にアニメ版とかも超有名だよね。ということで読んでみました。

    キャラ一人一人がいい。感想を読むと長門さんがかなりの人気があるのかな?というのは分かった。どうしてなのかはよく分からない。普通にいいキャラだけど、これから先でなにかさらなる事があるのだろうか。
    豊富な語彙と展開の妙さと、キャラの良さ。これはいい作品だし多くの人に読まれるなぁって思いながら読んでました。

    キョン、いいキャラだったなぁ

  • 谷川流「涼宮ハルヒの憂鬱」読了。とあるテキストにオススメSFとあり試しに読んでみた。はじめはアニメでありそうな学園ものなのかなと思っていたが、ハルヒがつくったSOS団の団員の素性がわかるに連れ怒涛の展開に引き込まれた。作者の博識を交えた文体とストーリー構成は確かにSFとして読み応え十分でラノベも侮れない事がわかった。

  • 世間のごく一部で超新星級に爆発的な人気を博している、ライトノベルシリーズの第1巻。

    …という予備知識だけで読み始め、「高校生版"げんしけん"かな」と勝手に誤解し始めたところで、長門。

    何コレ?

    軽い混乱を覚えつつ読み進めると、放課後。

    はい?

    思わず声を出してのけぞりたくなるようなあり得なさ。あり得ないんだけど、それをすんなりと受け入れるほかない巧みな展開。これだけの無茶をやって、全く破綻することなく話がまとまってしまうのですから素直に驚くしかありません。ううむ、谷川流氏とやら、なんて才能だ。

    キョン君の妙に冷めた喋りがナニゲにツボです。

  • とりあえず本棚に最初に入れたいライトノベルとして。

    これを他のライトノベル作品と区別しているのは、その圧倒的語彙量のためである。文体も若者っぽさを出しながら軽くなりすぎず、「ライトノベルをライトノベルとして割り切って読む」ときのあの感覚とは別の何かを感じさせてくれた。そういう意味では一線を画した作品ではないかと思う。


    長門有希への熱い想いについては割愛する。

  • 破天荒かつ本人は無自覚の、ある能力を持った女の子に振り回される主人公の様子を描いた学園SF小説。

    主人公一人称の語りで展開するのですが、この独特の言い回しや比喩表現が何とも言えずくせになりそう(笑)

    登場人物たちもキャラが濃くて(先にアニメ版を見ていたからそう感じるのかもしれませんが)全員魅力的です。

    またキャラや語り口だけでなく、難解な語彙も使うことでSFとしての面白さ兼ね備えているあたりもすごい!

    こんなにも売れているだけのことはあるなあ、と偉そうにも思ってしまいました(笑)

    第8回スニーカー大賞〈大賞〉

  • 侮るなかれ

  • 青春 心がひりひりします

  • なるほど哲学的

  • アニメ化されていて有名だったのでシリーズ全巻読破したけど、最後の方はほとんど義務的で読み始めたから読もうって感じだった。アニメだと面白いのかな・・・

  • なんとなく数年ごとに手にとって読み返したくなるシリーズですよね。
    物語の結末はもちろんわかっているけれど、キョンの語り口が楽しくて、あらためて楽しく読めました!

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著者プロフィール

2003年、第8回スニーカー大賞<大賞>を『涼宮ハルヒの憂鬱』で受賞し、デビューをはたす。ほかに『学校を出よう!』(電撃文庫)などがある。

「2019年 『涼宮ハルヒの驚愕』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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