M(エム) この世で一番最後の夜 (角川文庫―スニーカー文庫)

著者 : 三田菱子
制作 : いのまた むつみ 
  • 角川書店 (1990年6月発売)
3.67
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  • レビュー :3
  • Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044327019

M(エム) この世で一番最後の夜 (角川文庫―スニーカー文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 歓楽施設を経営する少年の、父親への報復劇が表題作で、愚鈍な大学生が一目惚れを成就させようとする話と、高校卒業間際の先輩後輩の話の、三編でした。

    山藍さん、栗本さん、榊原さんを先に読んでたので、

    疲労感を伴う凄絶なものを予想しておりましたが、

    存外酷くなくてよかったなぁ、と。

    わりと状況も描写も控えめで、
    それにしてはきちんとJUNEっぽい、刹那的というか、危うさと妖しさの混沌とした感じだったので、

    満足でした。

    自分はこの小説の掲載年あたりに生まれてるので、あくまで個人的な印象ですが。

    特に、最後の「春三月」はすごく好みで、もっと長くてもよかったな。先輩視点とか読んでみたかった。

    あとは、小説内で「好況」とか出たり、

    CDじゃなくてカセット化だったりしたのが、

    時代を感じておもしろかったです。

  • 手持ちはルビー文庫
    昔のいのまたむつみは好きだったなあ

  • 表題作の設定にまず驚き、ラストにも驚いた。ううーん、救いがないよー。お気に入りは3作目の『春三月』。ラストの続きを未だに想像して楽しんでいる。当時のJUNEを手に入れてみたら挿絵が西烔子だったことがとても嬉しかった。校内一の人気者あるいは人格者に見初められる主人公というのは、恥ずかしながら永遠のロマン。

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