レザナンス・コネクション: 共・鳴・関・係 (角川スニーカー文庫 332-1)
- KADOKAWA (1990年11月1日発売)
本棚登録 : 44人
感想 : 7件
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- Amazon.co.jp ・本 (187ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044332013
感想・レビュー・書評
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BLや腐女子といった言葉もなかった時代、この手の小説はJUNE小説(一部でやおい)と呼ばれていた。市場でも(表向き)マイナーな存在で、現在のようにBL小説やマンガ雑誌が百花繚乱ではなかった。
・・・という古き良き時代のJUNE小説。決してこれをBL小説と呼んではいけないのは、そこに痛み、切なさ、禁忌の感覚があるから。傑作です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
名作。
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胸に消えないしこりが出来る。
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書き下ろしの「グッバイ・ミスティ・ラブ」が、自分の嗜好を方向づけた気がする。弱々しいきれいな印象のおじさんとか、だめでろくでもなくて何もかもぶちこわしにする主人公とか、そんな主人公を慕う健気で気の毒な子とか、その子を好きだけど尊敬されていて手が出せないいい人とか、ラストの清々しい暗黒エンドとか。
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JUNE名作。「グッバイ・ミスティ・ラブ」が好き。