美貌のディテイル (角川ルビー文庫 10-11 タクミくんシリーズ)

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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044336134

作品紹介・あらすじ

「オレは、託生が好きなんだ。お前以外の誰でもない。託生が好きだ」-季節が巡り、祠堂学院高等学校の華やかな1年間が始まったが、クラスも寮の部屋も別々になった託生とギイ。ギイに毎日会いたい、毎日声が聞きたい、毎日触れていたい。目には見えない2人の絆が強く確かなものに…。表題作のほか「jealousy」など4編を収録した待望のタクミくんシリーズ3年生バージョン。

感想・レビュー・書評

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  • タクミくんシリーズはBL好きなら一度は見るべき、と映画から入りまんまとハマり原作を後から読みました。映画が好きすぎてこの本から手をつけたので前後関係は後から補完しながら読みました・・・
    各タイトルごとに感想を書いていきます。

    「まどろみのkiss」
    前作からの続きだったので割愛。前作をきちんと読めてから再度書きたいと思います。

    「美貌のディティル」
    多分このお話が好きすぎるんだと思います。
    様変わりしてしまったギイに託生が思い悩む姿がとても可愛らしいです。
    そして章三と三洲くんのナイトっぷりがなんともかっこいいことで・・!!!
    章三が託生を可愛がっているのがわかるし二人の恋仲を理解して後押ししてくれているんだなぁと感動・・
    三洲くんも態度は違えど託生大好きでこの二人にはギイも勝てないなと思いました。
    原作を読み更に映画が丁寧に作られていると感じることができました。
    特におススメは三洲が「葉山の嫌悪症今度は俺が治す」と吐き捨てて出ていった後のギイの余裕のなさっぷりは、原作の雰囲気を見事に映画で再現してくれています・・!

    「jealousy」
    私の大好きなギイタク章三トリオが見られてとてもよかったです・・!!
    何気ない章三とギイのやりとりにもヤキモキしちゃう託生くんが可愛すぎて・・・
    この後ギイが章三に「やっぱ託生ってかわいいだろ」とウザさ満載の自慢をして章三の胃に穴が空くんだろうなかわいそうにと思いました(実写で変換してるのでどうも章三は副部長のイメージが・・・)。
    八津のやりとりは読み込み切れていないので少し飛ばした感はありましたが、巻き込まれ体質って素敵ですね^^ニコ
    心の狭いギイを拝めてとても美味しかったです。

    「夢の後先」
    2年文化祭編。託生が実行委員会でギイはクラスの手伝いと仕事を分散させたのは休憩時間を同じタイミングで取りやすく且つ一緒にいる時間を伸ばすためではというギイの策略に思えて仕方ないです(笑)
    ギイと付き合っている自分にチクリとした罪悪感を感じてしまい託生がとても可愛かったです。
    ギイも託生の前では文化祭デートしたいとか屋台食べたいとか子供っぽくなってまた可愛かったです。

  • まどろみのkiss
    美貌のディテイル
    jealousy
    夢の後先/真行寺三洲

  • 刊行順ではなく、あちこちパッチワークしながら読んでます。
    んで、いきなり3年生ですw
    だって、三洲様がね・・・なかなか出てこないでしょ?3年生にならないと、多分。
    ってことでこのあたりをチョイスしてみました。

    あたりだね!
    やっぱ三洲様がいい味出してる!かっこいいんだ!!!! 

    感想は・・・・
    タクミ的にはすげぇ辛い話だけど、お前幸せじゃん!ってwwwww

  • タクミくんシリーズ3年生編の1巻目でございます
    個人的にタクミの中でも好きな方の話でございます。と言っても、3年生編のホントにここ数年の作品をパラ見した程度なので
    もっと好きな話もあるかとは思いますがw
    何と言いますか、不幸なタクミが好きなのかもしれませんw
    6月の自尊心も結構好きなんですよね

    3年生編という事で、学年も一つ上がりタクミとギイは部屋が(当然ながら)別れてしまいます
    新たな同室者の三洲くんも結構好きなキャラですね
    飄々としてて掴みどころのない三洲は、確かにギイとは相性が悪いだろうなァ

    タクミくんシリーズはキャラクターもカップリングも多いので
    メインキャラ以外はどうにもこうにも初登場キャラなのか、それまでの巻に登場していたのかも分からないのもありますが
    その辺りを無視してしまえばさっくりと読めます
    読みやすい作品デスね

  • ★あらすじ
    全寮制お坊ちゃま男子高祠堂学園の新学期。3年生になったギイと託生のカップルだが、クラスも寮の部屋も離れてしまう。
    そして寮の階段長という重責を負ったギイは、なぜか新学期早々、託生によそよそしい態度を取り……
    (表題作より・他3編収録)

    ★感想
    ええ、珍しくBLです。先日の「オンノベ作家オンリー創作談義チャット会」で話題になったBL映画の原作で、BL小説の元祖とも言われている有名シリーズなんだそうです。
    チャットで教えて頂いた情報と、映画の予告編とで、興味津々になってしまったので(色んな意味で)古本屋で探しましたとも!
    シリーズ1冊目はさすがに売ってなかったので、とりあえず在庫のうちで最も古いヤツを買い(100円だった)読んでみまして……ええ、皆様のおっしゃるとおり、シビレましたー!(色んな意味で)

    なんとなく、続きを買ってしまいそうな予感……(笑)

  • 眼鏡ギイ登場

  • ●あらすじ●
    「オレは、託生が好きなんだ。お前以外の誰でもない。託生が好きだ」―季節が巡り、祠堂学院高等学校の華やかな1年間が始まったが、クラスも寮の部屋も別々になった託生とギイ。ギイに毎日会いたい、毎日声が聞きたい、毎日触れていたい。目には見えない2人の絆が強く確かなものに…。表題作のほか「jealousy」など4編を収録した待望のタクミくんシリーズ3年生バージョン。

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著者プロフィール

静岡県に生まれる。ピアノ教師を経て小説家に。著作に「タクミくん」シリーズ、「カナデ、奏でます!」シリーズ、『崎義一の優雅なる生活 BLUE ROSE』『崎義一の優雅なる生活 エリカの咲く庭』などがある。

「2023年 『タクミくんシリーズ 30th Anniversary Fanbook Memorial Days』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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