黒のマリアージュ (角川ルビー文庫 11-9 ダダ&一也シリーズ)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044337162

作品紹介・あらすじ

ライヒ教授に連れ去られ、婚約までさせられてしまった美貌の魔道士、一也。下僕から恋人に成り上がろうと野心を持った己斐は、みごと、ライヒにだまされ泣き暮らす日々。ダダと哲治の協力で己斐はなんとか一也を救い出すが…。魔道士、悪魔、殺人猫。おまけに幽霊まで入り乱れ、ヨーロッパを大暴走!己斐と一也が無事、日本でラブラブになるのはいつの日か!?愛とロマンと魔術の波乱に満ちた海外激動編、笑激の大フィナーレ。

感想・レビュー・書評

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  •  ダダ&一也シリーズ最終巻。

     2004年に、続編というか後日談というか改めて完結作というか――「運命のミストレス」が発行されるのですが、ひとまずここが最終巻。

     前巻ラストで、ライヒにさらわれ、とらわれの身となってしまった一也さま――心に深い傷を負わされても、それで大人しくなる方ではないのです。
     ライヒの導きを逆に利用し、最強最悪の召還魔術を会得しての――容赦なくえげつない仕返し……それが、一也さま。

     「 式 場 離 婚 」

     いっそ、清々しいほどの鮮やかな報復――。

     そして、改めて絆を確かめ合った主従――なのだけれど、進展したようで、結局もとの空気に戻ってしまっただけなあたりは……それが、この主従にとって心地の良い関係なのかもしれませんね。
     エンドレス――。

     しかしね、なんのかので――ライヒ教授も、根はいい人なのよ。
     さみしがり屋で、ただ一也さまに惚れ込んでしまって、一也さまが欲しくて一生懸命なだけで。
     と、哀れを感じるので、フォローしておきます。(^^;)

  • シリーズ完結(一応)。約10年前・・・orz<br>
    ヤマなしオチなしイミなしのBL界の中でも主役二人の奇人変人ぶりが圧倒的で、楽しく読めた一冊。<br>
    2004年に何故↓が出たのか謎(それも単行本で)。<br>
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