水妖記 (角川ホラー文庫)

著者 : 岸田理生
  • 角川書店 (1993年4月発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (314ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044340025

水妖記 (角川ホラー文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 短編ホラー。まごうことなくエログロ。
     内容・雰囲気は「読んだことはないけど、カストリ誌の雰囲気とかってこんな感じじゃないかな」というもの。挿絵も無夜のイメージではそんな感じ。
     いかがわしさが見世物小屋風。無夜が気に入った『鬼子血飲児数え歌』なんて二十年前の紙芝居みたいじゃないですか。
     で、
     表題無視して『鬼子血飲児数え歌』の内容説明。
     異常な近親相姦をしているとある旧家。
     どれぐらい異常かというと、ばあちゃんがいます。息子との間に孫息子を二人作りました。が、あまり出来がよくないので、孫と間に作った子供を妊娠中です……。すげー(感歎)。じいちゃんが、っていうのならわりかし見かける話ですけどねえ。
     後継ぎ息子(孫息子)が女装して男と情事に耽るよーになるのは無理ないかな。こんな母兼祖母がいたんじゃ。相手は比較的まとも。血族じゃないから。ただし、年食ったおっさんで、彼を「嬢様」とか呼ぶ。

     紙芝居みたいだと思ったのはあたりで、作者は演劇界の異才らしい。1988年に別の出版社から出ているというから、やっぱりねと思った。
     ついで時たま日本語がおかしいです。でも許してあげましょう。彼は演劇界の異才なんですから。小説家じゃないと思えば許容範囲です。

  •  タイトルだけであわてて借りた中の1冊。
    エロ描写にびっくり。もっと耽美なホラーなイメージで借りたのに。
     全体的にさらりと読める短編で、もっとドロドログログロにしようと思えばできるんだろうなーと思いつつ、後味もそんなに悪くない。
    登場する女の子がたくましいからかも。
     それと「臭い」がよく出てくるので、そこが本の中に入りきれないのかも。
    とにかくエログロな割にはアッサリ読めた。

  • 本文イラスト 丸尾末広

  • 520
    吸血の歓びを体に刻んだ女。魔縄で女を犬にかえる男。石棒に犯され孕む女。淫らな血の匂いが、男と女を官能の地獄絵図へと誘い込んでゆく。演劇界の異才、岸田理生が倒錯と恐怖の中で暴かれてゆく人間の本性を描いた、蠱毒したたる作品集。
    魔縄記・姫香が匂う・吸血伝説・湯の谷の鬼・水妖記・鬼子血飲児数え唄・一年後の殺人・ガジュマル揺れて・淫戯の刻

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