銀のレクイエム (角川ルビー文庫)

  • 角川書店 (1993年9月30日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784044342029

みんなの感想まとめ

愛と喪失をテーマにした物語は、若き帝王ルシアンと流浪のキラの切ない関係を描き出します。キラの死後、ルシアンは彼の存在を受け入れられず、周囲の干渉に苦しむ姿が印象的です。愛し合う者を引き裂こうとする無粋...

感想・レビュー・書評

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  • BLという枠組みからはちょっと外れそうな感じです。
    本を読んでいるというよりは、良質の舞台のお芝居でも観てるみたいな錯覚を起こします。

    愛と憎しみは紙一重

    と使い古された言葉のようによく言われますが、まさにその紙一重を体現しております。それも徹底的に容赦なく。
    ここまで容赦ない攻って、BL界広しといえどそういないかと……。
    おまけに究極の勘違いとすれ違い。
    受の流転の末の結末が、もう涙無しには読めません。
    攻の心情を思うと、これまたやりきれません。
    安易な死ネタはどうかと思いますが、ここまでこじれてハッピーエンドだと、逆に白けたと思うので、これはこれで最善の結末だったと思います。
    読み返すには勇気がいりますが、なかなか手放せない本のひとつです。

  • 若き帝王ルシアンと流浪のキラ。
    愛するキラが逝ってから、ルシアンの様子が変に。
    ルシアンはキラの死を受け入れられず、ずっとそばにいるものと考える。
    愛し合う者を周りが画策して裂くことが、どれほど無粋なことかを見せつけられる。

  • 波津彬子の挿し絵が美しい正統派JUNEファンタジー
    出典が84年ですが文庫化時に加筆修正してあるらしく…雑誌掲載時のを読みたかった。
    吉原さん独特の文体もこの世界観ならそれほど浮かずに読めますし(運命と書いて「さだめ」と読ます的な)、吉原さんらしくキラが銀髪の薄幸美人という外見を裏切る強い男の子なのもいいです。

  •  ルビー文庫です。でも、波津彬子さんの美麗イラストにひかれて、買いました。
     泣いちゃったよ。まぁ、内容は色々ひっかかる部分があったけど、こーいう誤解されて、でもどうしようもなくて、でも気持ちは断ち切れなくて…っていう感じって、非常に好きらしいです、私。
     しかし、最後がねぇ、もうちょっとカタルシスが欲しかったな。ルビー文庫なんだから(笑) 波津さんのイラストは、眼福でした。

  • 波津彬子先生のイラストが素敵でした。表紙のイメージがないのが残念。


  • 作者があとがきに書いているとおり、小説版少女マンガ(笑)。王道。

  • 泣けるファンタジー耽美小説。(BLでないところがこだわり。) 何度読んでも、何度ドラマCDを聴いても泣けます。頑張る女の子もちゃんと出てくる、とても切ないお話です。挿絵の波津先生の絵がまた素敵なのです。

  • 初めてBLで切なくて泣けてしまった作品。後悔しない様に生きたいですな。

  • 身分違いの恋の話。BLモノですが、泣けます。

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著者プロフィール

福岡県出身・在住。
「小説June」にてデビュー。
代表作に「間の楔」シリーズなど。
ドラマCDのシナリオも数多く手がける。

「2022年 『純銀のマテリアル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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