くされ縁の法則(3) 独占欲のスタンス (角川ルビー文庫)

著者 :
  • 角川書店
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本棚登録 : 166
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044342258

作品紹介・あらすじ

超美貌&傲岸不遜な乱暴者・蓮城翼、天然ボケのバスケ部エース・市村龍平。そして彼らが居並ぶ下僕志願を黙殺して、御執心する-杉本哲史。翼の親衛隊が哲史にケガをさせ、翼の逆鱗に触れた記憶も生々しいのに、今度は暴走した1年生が、哲史に理不尽な抗議を突きつけてしまう。だが、それを知ってブチギレたのは、オレサマな翼ではなく、なんと温厚なはずの龍平で-!?学園トライアングル・ラブ・バトル、第3弾。

感想・レビュー・書評

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  • 1~7までシリーズを一気に読んだので、この作品が、というよりもシリーズを通して★4です。
    けっこう楽しく読めました。
    …まだ続いているけれど…

    ただ、「。」の付いている位置が(私にとっては)変則的で、ちょっと読み進めにくいのが難点。

  • ほんと、進まないなー…。ていうか、どんだけこのネタ引っ張るのっていう…。翼の親衛隊に突っかかれてから長々と…これはいったいどこに着地するの(´・ω・`)?そんで、哲史がはっきりと翼とはできるけど、龍平とは無理って断言しちゃったんですけど…三角関係への発展は本当にないのか…?

  • くされ縁の法則(1)トライアングル・ラブ・バトル
    くされ縁の法則(2) 熱情のバランス
    くされ縁の法則(3)独占欲のスタンス
    くされ縁の法則(4)激震のタービュランス
    くされ縁の法則(5)情動のメタモルフォーゼ
    くされ縁の法則(6) 蒼眸のインパルス

  • ★3.5
    読了日:? 出版日:05/2005

  • 話が進まない…

  • 超絶美貌&傲岸不遜な乱暴者・蓮城翼、天然ボケのバスケ部エース・市村龍平。そして彼らが居並ぶ下僕志願を黙殺して、御執心する――杉本哲史。翼の親衛隊が哲史にケガをさせ、翼の逆鱗に触れた記憶も生々しいのに、今度は暴走した1年生が、哲史に理不尽な抗議を突きつけてしまう。だが、それを知ってブチギレたのは、オレサマな翼ではなく、なんと温厚なはずの龍平で――!?

  • 蓮城君愛。
    やっと吉原さんの文に慣れてきました。この巻はなんか微妙

  • 超絶美貌&傲岸不遜な乱暴者・蓮城翼、天然ボケのバスケ部エース・市村龍平。そして彼らが居並ぶ下僕志願を黙殺して、御執心する――杉本哲史。翼の親衛隊が哲史にケガをさせ、翼の逆鱗に触れた記憶も生々しいのに、今度は暴走した1年生が、哲史に理不尽な抗議を突きつけてしまう。だが、それを知ってブチギレたのは、オレサマな翼ではなく、なんと温厚なはずの龍平で――!?

  • ●感想●</BR>
    今回、厳しく言わせて貰います。吉原先生の作品が好きだからこそ・・・だと思ってください。</BR>

    結局、なんの進展無し。シリーズものだとしても基本的に一冊の中で起承転結して欲しい。前回の事件を引っ張ってて、更にそれすらも解決しないって・・・どういうこと?1,2巻と繰り返しの説明が多すぎる、何度「それ何回も聞いたよ〜」と思ったことか・・・。確かに三巻から読み始める人も多いのかもしれないが、半分以上を占めるとなるとキツいものがありますよ。文章が”らしくない”というのか、軽すぎる書き方は一巻から気になってたものの「そういうシリーズなら仕方ないか」と。でもルビー文庫の薄さに、この空白の多さって・・・。</BR>
    哲史、翼、龍平のキャラと3人の関係がとても好きなんです。だからこそ、勿体ないなぁ〜と思うのです。吉原先生ならもっとこの3人を生かせるでしょう、と。周りの噂話ばかりにページを足られて、肝心の哲史が何を考えているのかが解らない。静観(傍観)は解るが、コレでは確かに翼と龍平以外に哲史を理解しようとする人は現れないのでは。一発ガツンとコレが哲史の魅力だ!ってのをカマシて欲しいな、と一巻から思ってるんですけど・・・。
    <blockquote>常日頃から龍平が大安売りする『好き』と、言いたくても言えない自分の『好き』の重さは違うと思っていた。</BR>
    自分の想い、素直にを口に出せるかどうか。</BR>
    その性格の違いはあっても、『好き』という言葉が孕む切実さは絶対に自分の方が重い。何の根拠もなく、翼はそう思っていた。</BR>
    --が。</BR>
    そうではなかった。</BR>
    「俺のこと、見捨てないでッ」</BR>
    今まで、一度も聞いたことがないような切羽詰まった声で龍平がその言葉を吐き出したとき、翼は、まさに、後頭部に必殺の回し蹴りを喰らったような気がしたのだった。</BR>
    頭が、芯からグラグラした。</BR>
    (・・・ヤバイ)</BR>
    −−と思った。</BR>
    このままだと、龍平に哲史を掻っ攫われるかもしれない。</BR>
    そう、思った。</BR>
    −−瞬間。</BR>
    顔面から、スッ・・・と血の気が引いた。</BR>
    イヤだ。</BR>
    ・・・ダメだッ。</BR>
    ・・・・・・絶対、やらね−−ッ!<</blockquote>
    全体的にこんな調子の文章です。</BR>
    高司と、藤堂も一歩離れたところで静観してる感じ。この二人も一巻から絡んできそうで来ない。ちょっと何かを企んでそうで、いつどんな風に絡んでくるのか楽しみにしてただけに残念。二巻から登場の鳴海然り・・・。</BR>
    今回、龍平が”怒って大魔神になる!”ってことがテーマ?らしいんだけど・・・それだけで一冊引っ張るかぁ〜?ってのが本音。
    <blockquote>(俺、翼はセックスしちゃっても全然OKなくらい大好きなんだけど。龍平は・・・。俺は龍平が大好きだからエッチなんて絶対できないよ)</BR>
    好きだから『できる』こと。</BR>
    好きだから『できない』こと。</BR>
    哲史の中では、その線引きはくっきりと明確だった。</BR>
    だが、哲史がいくらそれを力説しても、翼の龍平に対するこだわりは抜けないらしい。</BR>
    (何で、わかんねーかなあ。俺・・・翼だけなのに)
    </blockquote>
    なんだか流されてる感のあった哲史が初めて本音を吐いた!?結構、翼に惚れてんだ・・・と。今まであんまりそんな素振りを見せてなかったから意外でした。</BR>
    1巻からずっと、哲史と翼の関係が龍平にバレたら・・・と思うところがあって、期待してるのですが。このペースだと10巻くらいかかるのか・・・。</BR></BR>

    ●あらすじ●</BR>
    超絶美貌&傲岸不遜なオレ様・蓮城翼と、天然ボケのバスケ部エース・市村龍平、そして彼らの幼馴染み・杉本哲史。彼らにまつわる、暗黙の不文律を無視して暴走してしまった下級生たちの運命は!? </BR></BR>

    ●シリーズ刊●</BR>
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  • シリーズ3作目。面白くなってきました〜。

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著者プロフィール

福岡県出身・在住。
「小説June」にてデビュー。
代表作に「間の楔」シリーズなど。
ドラマCDのシナリオも数多く手がける。

「2022年 『純銀のマテリアル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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