東京ナイトアウト〈1〉ハート・ウォーミング (角川ルビー文庫―Takuya&Kikyo Series)

著者 : 川原つばさ
制作 : 沖 麻実也 
  • 角川書店 (1996年2月発売)
3.32
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  • 本棚登録 :51
  • レビュー :3
  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044344054

東京ナイトアウト〈1〉ハート・ウォーミング (角川ルビー文庫―Takuya&Kikyo Series)の感想・レビュー・書評

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  •  話のメインは、夜遊び大好き、女装も大好き小沼桔梗の恋愛話。
     でも、不思議なことに主人公は桔梗ではありません。
     主人公は、池谷忍。
     忍は、塾をサボって街中にいたところを、変な男に絡まれて、逃げ出したところを桔梗に助けられ、桔梗の人生にほぼ保護者のような形で巻き込まれてしまう……という形の物語でした。
     桔梗は、幼少期にアメリカにいたこともあって、ぶっ飛んでる系で、忍はどちからというと真面目系。
     でも、桔梗のぶっ飛び具合に巻き込まれていくうちに忍の心境に徐々に変化は訪れている。
     それでも、桔梗の相手は6歳年上の幼なじみのバーテン芳賀卓也。
     実は桔梗には、何やら秘密があるようで、なかなか一気にはいかない。
     けれど、とある事件が起こって……という話でした。

     BLなのに、主人公がカップルになる話ではない……というちょっと珍しい話。
     でもまあ、これから続きがあることが前提の話なので、それもそれでありなのかなあ……とは思っています。
     まったく忍くんにカップルの目がないわけでもないですもんね。

     本当の意味でのこの話の評価は、全部が終わってからですね。

  • 随分前に書評を読んで気になっていたシリーズ。

    お金持ちで派手な格好が似合う美人な中学生と、
    幼なじみで家庭教師の東大生がメインで、
    東大生のバイト先であるバーの雇われ店長(東大生)やら、
    店長の弟やら、中学生の友人やら、
    いろいろ絡んでいくらしい。

    なんつーかもう、
    金にも顔にも頭にも困ってないひとたちばっかりでてくるバブリーっぷりが、
    いっそ笑えておもしろかったです。

    状況も展開もファンタジーだけど、
    そのぶん、愛だの恋だの友情だの、
    人間関係にまつわる苦悩や苦痛は、
    わからんでもなく。

    でも、やっぱり80~90年代の小説の、
    少年たちの口調が、
    子どもっぽいというかなんというかで、
    どうにもダメで萌えきれません…

    あとは個人的印象ですが、
    JUNEが作者の自己救済に重きを置いたもので、
    少女小説が読者の救済を目的の一つとしているものとすれば、
    これは少女小説よりだなあと思いました。

    まあ、救済なんてもんをあからさまににおわせないで、
    一種の娯楽小説として確立してる(と勝手に思っている)
    昨今のものとは、やっぱり趣が違うんじゃなかなと思ってみたりします。

  • シリーズ含め全9巻。
    今更ながら手にとってみました。
    十数年前の作品なので所どころ時代を感じました。『マヌカンさん』とか(笑)
    こんなヤツいねーだろ!!とツッコミたい人物がちらほら。
    高校生のときに読んでたら共感できる部分がたくさんあったのになーと思いました。

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