桐院小夜子さまのキモチ (角川ルビー文庫 23-13 富士見二丁目交響楽団シリーズ 外伝)

著者 : 秋月こお

• KADOKAWA (1998年12月1日発売)

作品紹介・あらすじ

「悠季は僕にとって光なんです」…幼い頃から誇り高く、矜持を保って生きてきた圭が妹、小夜子の前で初めて、弱みをさらけ出した。桐院家の確執に巻き込まれ、傷つけられた富士見二丁目交響楽団コンダクター桐ノ院圭とその恋人でコンサートマスターの守村悠季。そんなふたりを見つめる小夜子が胸に秘めた決意とは…!?(表題作)。若き青年音楽家たちの純な恋と、彼らを取り巻く人々の切なく暖かい物語2編。大人気シリーズ、外伝。

感想・レビュー・書評

[naoさんの感想 · 2012年9月10日]

圭と小夜子の関係がどの様な流れで生まれて来たのかがわかります(ｴﾛﾅｼ)

[xmayumixさんの感想 · 2009年11月9日]

　圭くんの妹から見た外伝。ま、こーんな兄を持ったらこーなるよねっていう感じだけど、その性格の悪さもなかなか気持ちいい子だ。圭くんの実家でモメたさいの守村くんの台詞は、やっぱり泣ける。この際、偽善だろうが弱さだろうが、この強い純粋さ、無垢は、ある意味「力」なんだろう。

[伏龍 亮さんの感想 · 2008年4月27日]

富士見二丁目交響楽団シリーズ外伝