銀のパルティータ 運命は花嫁を誘う (角川ビーンズ文庫)

著者 :
  • 角川書店
3.08
  • (1)
  • (2)
  • (19)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 46
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044402044

作品紹介・あらすじ

田舎育ちの男爵令嬢ローダリアは、謎の貴公子オルガに連れられ都に向かっていた。瀕死の皇帝の妃となるために…!皇太子の後見人がいなければ廃国となるため、皇族の末裔として政略的に皇后として迎えられた彼女を待っていたのは疑惑の目。皇太子の守役フェルナンにまで冷遇されたローダリアの前に、威圧的な美しさの金獅子が現れる。「我をその身に迎えろ」と契約を迫られるが…!?神獣と伝説のロイヤル・ファンタジー。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • この作者・めぐみ和季のハチャメチャぽくて、ギャグっぽい文章が、おいおいという感じで面白いかも。ヒロインのローダリアも、見た目は貴族の令嬢だが、馬車の中でいきなり立ち上がって頭を打つとか、家に入ってきた熊を一撃で倒すとか、官能浪漫小説に興味を持って読みたがるとか、結構破天荒でやんす。他の登場人物もなんか変。それでも、大国の属国の必死の抵抗のお話が一応展開されていて、押さえるところは押さえてるのだが、敵役のオルガの行動がよく分からんなあ。次巻へ続くなのか。

  • 独特の世界観で、ローダリアとドラード、皇帝の周りの人間関係など、世界観になれるまで、ちょっと時間がかかりましたけど、読み進むにつれて、ちょっとずつ理解できました。

    剣はそこそこたつみたいなローダリアの意外な強みが、音痴っていうのは、これまでにない主人公のような感じがしました。

    すでに皇太后となっているローダリアとフェルナンとの関係が気になるところですが、これはどうにかなるものなんでしょうか。
    神獣ドラードの過去も気になります。

全4件中 1 - 4件を表示

めぐみ和季の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×