勾玉花伝 巫女姫様とあじさいの誘惑 (角川ビーンズ文庫 49-12)

著者 : めぐみ和季

• 角川書店(角川グループパブリッシング) (2010年2月1日発売)

作品紹介・あらすじ

不安定な"奇し也"の力を持つ、ただの少女だった香久耶。ここ高天原は、彼女の運命が動き出した国だった-が、そんな感傷にひたる間もなく、高天原と邪馬の和親の席で事件が起こる。邪馬王・草凪の背に、宿敵である土雲の刺青が彫られていることが明らかになったのだ!草凪は捕縛され、香久耶は彼の無実を晴らすため、高天原の帝・天翔に(なりゆきで)真犯人を連れてくることを約束するけれど!?大人気シリーズ第6弾。

感想・レビュー・書評

[akiquettoさんの感想 · 2013年5月19日]

草凪解決編。和親で次は共通の敵にむかえるか。

[うらこさんの感想 · 2011年1月16日]

6巻目。
高天原と邪馬の和親の席で、白兎のしかけた呪が発動し、草凪の身体に蜘蛛の入れ墨があることがばれてしまい、和親を成立させるために奮闘するっていうお話でした。

まさか、草凪の身体にあんなものがあるとは全然思いませんでしたけど、草凪が邪馬の人間を思ってした行動には驚き。
そして、天翔の主上としての器の大きさには感心しました。

香久耶と朱皇の関係は相変わらずですが、朱皇が目覚めそうで、ちょっと不安ですね。