平安恋がたり 光の君の射止めかた (角川ビーンズ文庫 49-15)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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本棚登録 : 64
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044402167

作品紹介・あらすじ

妖力をもつ娘と契ると霊感が宿る-夜叉王・役小角に育てられた、妖の血をひく少女・紗那。人里離れた葛城山で妖たちと穏やかに暮らす彼女だったが、ある日、謎の美丈夫・一葉に京の都へと連れ去られてしまう!とまどう紗那に一葉は、ある人に霊感を宿らせるため『正体を偽り、彼と契れ』と命じる。そしてその相手とは、"光の君"(なのに超硬派で、愛想なし!)こと、完全無欠な元二ノ宮・鷹匡で!?雅な華咲く平安恋物語、開幕。

感想・レビュー・書評

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  • 役小角の血を体に入れて、妖の血を引く存在になった紗那が、イケメンだが糞真面目な貴族の嫁になって、都の鬼たちを退治する。その間に、二人には本当の恋が生まれて…。うわーまじ少女小説伝仮名。まあまあでお鱒。

  • 初めて読む作家だが、「平安風」に惹かれて読んでみた。

    つまらなくはないが、面白くもない。
    でも、なんとなく続きが気になる。
    あまりだらだら続くようなら、途中で切るけれど、とりあえず2巻以降も読んでみようかな~。

  • 何が起こったのかさっぱりな状態で、気が付けば住み慣れた場所ではなく
    京の都へと動かされていた少女。
    どういう事かと、状況を知っている人に問い詰めれば
    思ってもみなかった答えがやってきて…。

    朴念仁とじゃじゃ馬娘の…夫婦になるまで?
    夫婦の座に座るまで?
    …どこまで物語でしょう?
    素直すぎる『夫』の言葉に、最初はありのまますぎじゃ…と思うのですが
    最後になってくると、何かこうかみ合ってないというか
    率直過ぎる具合が楽しくてw

    妹さんも楽しいですが。
    こっちの恋愛事情も気になりますが、一番気になるのは
    企んでいるのかどうなのか分からない『夫』の友人。
    もうすでに、存在の時点で怪しい具合100%に思えるのは
    なぜなのでしょう?w

    見えないものは、というか、物の怪はいないと断固信じる『夫』と
    それを覆そうとする『妻』の戦いは…多分終わらないかと。
    あとがきの「大人の事情」は、もしかして…と思ったり。

  • 平安ものは大コケする可能性があるので、ちょっとびくびくしながら読んだのだが、これはそんなに失敗じゃなかった。
    まあ、ヒーローが光の君と言うより武士みたいだが。あくまでも平安風。こんな貴族いてたまるかww

    ただ、表紙が微妙かなぁ。モノクロは結構好きなんだけど、カラーが苦手かも。

  • 借物。
    まずイラストが好みじゃなかったが、読んだら中身も微妙だった(-"-;)

    鷹匡が硬派って…そこから既に違う気がw
    紗那のキャラは可愛かったが、特に続きを読みたいと思う作品ではなかったかな。

  • 夜叉王の役小角の娘、夜叉姫の紗那が、ひょんなことから、妖が見えない元二ノ宮の鷹匡の妻になって、騒動に巻き込まれるというお話。

    妖ものは結構あるけど、このお話は出てくる妖がかわいい♪

    真面目な鷹匡もいいんだけど、もうちょっと紗那との絡みが欲しかったかなぁ(最後には、ちゃんと紗那を取り戻してましたけど、まだなんか遠慮がち・・)

    一葉は、100%善って感じではなくて、ちょっと鷹匡に嫉妬してる気配もあるかなぁ。確実に続きものだと思いますけど、今後一葉がどう動くかで、話が全然違ってくると思います。

    久々に楽しめそうな感じですが、イラストが好みじゃないのが残念。
    鷹匡の髪型がイマイチです。

  • 面白かった!真面目な光源氏って売り文句にひかれた。ワンコの霊が可愛い。もうちょっとヒロインとヒーローが接近してくれるといいなあ。あと呪言師だというお友達は結局良い人なのか悪い人なのか、いまひとつ判断に迷います。

  • なんだかこんがらがってる話だなー
    もっと妖怪が出てきてほしい
    そして血みどろの戦いを繰り広げてほしい
    一葉が敵だと面白いのにな

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