少年陰陽師 焔の刃を研ぎ澄ませ (角川ビーンズ文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044416119

作品紹介・あらすじ

時は平安。晴明の後継・昌浩は、重い運命の選択を迫られる。黄泉の封印をとくための鍵として、紅蓮の魂は屍鬼にとりこまれてしまった。封印を守るため紅蓮を殺すか、なにもできずに黄泉の軍勢が人を滅ぼすのを見ているか…!?失いたくないと、心の一番奥が叫んでいる。けれど-。逡巡の果て、昌浩はある一つの決意を胸に、宗主が潜む出雲国へと出立した!シリーズ"風音編"、激情のクライマックス。

感想・レビュー・書評

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  • あまりに毎回結界も封印も破られるので
    神将の凄絶な結界(笑)
    とか
    悪しき者を阻む貴船の聖なる結界(笑)
    みたいな感じてす

  • 風音編④

  • 記録。


  • 風音編第4弾
    闇堕ちした紅蓮
    運命とは残酷だ
    何かを選び、何かを捨てなければならない
    それでも、何に変えたととしても守りたいものがある
    代償は大きく、そして苦しい
    焔の刃は重くて切なくて、昌浩君の気持ちを考えると胸がざわめく
    表紙が、2人でまだ見ぬ明日への希望を眺めているようでめっちゃ切ない
    六合もそうだけれど、大切な人との別れややるせなさに溢れている巻だなと…

  • シリーズ7巻目・風音編、完結

  • 【再読】シリーズ7作目、風音編4/4。
    とても涙腺がヤバかった。泣くまでは行かなかったものの、それに近いところまでは行ってしまった。昌浩の想いだけでなく、じい様の「そんなお願いをきいてやるのは、本当はいやだったよ…」も結構ツラかった。読書でこんな感覚は久しぶり。
    ……と言っても。この辺りはまだうっすら記憶があった。どこまで既読なんだろう……? 篁出た辺りも読んでるハズだけどなぁ……?

  • 久々に泣けました。
    紅蓮が辛い思いをしないようにと昌浩が考え抜いた方法に涙しました。
    出雲に出立する時にどうして彰子に匂い袋を預けるのかなぁ?と思っていましたが、昌浩の覚悟だったのですね。

    戻ってきた紅蓮と昌浩の今後の関係が気になります。

    ところで、六合の旦那はとても情熱家だったのですね。
    いつから風音を好きだったのかしら?

  • 風音編最終巻。屍鬼に呑まれた紅蓮を止めるために下した昌浩の決意が胸に来ます。ああもう、本当に無茶して…。そして今回のもう一人の主役とも言える六合。その怒りは悲愴ながらも飛び抜けてかっこよかったです。失ったものは多くとも、守り抜けたものが希望をつないでくれると信じています。次巻の番外の短編、そしてその次の本編も楽しみにしています。

  • 風音編完結

  • あたしは相変わらず、モノローグ好きだな。。
    昌浩の願いを叶えたじい様の呟きに、思わず涙が出てしまった。。

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著者プロフィール

東京都在住。2000年9月『篁破幻草子 あだし野に眠るもの』で作家デビュー。02年1月に発売された『少年陰陽師 異邦の影を探しだせ』より「少年陰陽師」シリーズがスタート。累計550万部を超える大ヒット作となる。その他に『陰陽師・安倍晴明』シリーズ、『吉祥寺よろず怪事請負処』シリーズ(いずれもKADOKAWAより刊行)など。

「2022年 『シャーロック・ホームズを読んだことのない俺、目が覚めたらコナン・ドイルでした』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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