- Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044416133
作品紹介・あらすじ
命の代わりに、命の次に必要なものを、あの子は失った…時は平安。相棒の物の怪が帰ってきてから、半月。晴明の末孫・昌浩は、いまだ出雲で傷の療養中だった。先の戦いの後遺症で霊力をそがれたうえ、陰陽師に必要不可欠な『眼』までが失われてしまった昌浩は、物の怪の言動に悩み傷つく日々を送っていた。その頃、郷では心が壊れたり行方不明になる人々が続出していて…。少年陰陽師、待望の新章に突入。
感想・レビュー・書評
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選択の結果が辛い…
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4-04-441613-3 0193¥457E.
真紅の空を翔けあがれ
少年陰陽師
角川ビーンズ文庫 BB16-11 .
著者:結城光流(ゆうき みつる)
発行所:株式会社角川書店
2004年2月1日 初版発行
2004年2月25日 再販発行 -
少年陰陽師シリーズの中で本当に1番好き
昌浩君の胸を締め付けられるような苦しさ
己がした選択で嘘偽りのない気持ち
けれどやはり、大切な者に忘れられるのは辛い
そして彼から発せられる言葉が痛い
13年の記憶を失ったもっくん
本来の彼の性格が読み取れる
非情で非業で、そして全てを諦めているように孤独で
だから、全てを思い出した瞬間
その瞬間に涙が出てしまう
紅蓮と昌浩君の過去の邂逅の場面が愛おしくて愛おしくて
この巻だけは本当にいつも泣いてしまう -
天狐編①
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記録。
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もっくんがめっちゃ可愛い!最初は辛いけど少年陰陽師のシリーズの中で1番好きかも!
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おかえり、もっくん。この辺り読んでるはずだけど全く記憶になくて楽しく初読み体験できた。お得感。手持ち本が2006年に出版されたものだから、初読みもその頃なんだろうなぁ。 昌浩ともっくんが切なくて、昌浩が成親兄に涙を見せるとことか、もっくんの記憶が戻って昌浩を想うとことか、涙腺ゆるかった。成親兄や十二神将の優しさも染みた……。 それとは別枠で、成親兄もいい性格してて、さすが晴明の孫w 彼の活躍ももっと見たいなぁ。
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シリーズ9巻目・新章・天狐編