- Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044416164
作品紹介・あらすじ
時は平安。天狐の血を引く、安倍家の二人の陰陽師-。「…そろそろ限界だ」謎の天狐・晶霞の言葉どおり、少年陰陽師・昌浩はその身に流れる天狐の血にのまれかけており、祖父・晴明は、命は取りとめたものの危険な状態が続いていた。そして、昌浩への想いにめざめ、いつしか彰子への嫉妬をつのらせていた中宮章子の心の闇に、藤原氏に憎悪を抱く丞按がたくみにしのび寄ってきて-。"天狐編"さらに驚きの展開に。
感想・レビュー・書評
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天狐編第4弾!
彰子の腹違いの姉妹である章子
章子の募る想いが脅かされる今巻
自分が何者であるのか、何故こんなところにいるのかと思ってしまう章子だけど、よくよく考えたら現代だとまだ中1?ぐらいの年齢なんだよね
そんな子が急に今までの生活や自分の名を捨て別の人間になることを強要される
そりゃ思い悩むよ…そんな時に優しくされたら、優しくしてくれた人の事ある程度の好意を持ってしまうよ……私は彰子と昌浩君が幸せになって欲しいが!
悪役達の過去の邂逅は辛い辛い
集落や家族仲間たちを殺されたら私だって怨むと思う
どんなことをしてでも、憎いものを殺したくなると思う
彼の行いは良いものではないけれど…同情心は抱いてしまう詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
4-04-441616-8 C0193¥457E.
羅刹の腕を振りほどけ
少年陰陽師
角川ビーンズ文庫 BB16-14 .
著者:結城光流(ゆうき みつる)
発行所:株式会社角川書店
2005年1月1日 初版発行 -
天狐編④
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記録。
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【再読】シリーズ12作目、天狐編4/5。
若菜さんとじい様の邂逅は、切なさもあるけど胸が暖かくなった。篁さんも居て嬉しい。年月は経っても、彼は彼だった。ありがとう。が、衝撃も大きくて……章子ちゃんは予想通りだったけど、勾陳さん……! 彰子ちゃん……! じい様は何を言ったの? 晶霞さんは何をしたの? 本当に再読? って位ストーリーを覚えてないので、次巻も楽しみ。 -
シリーズ12巻目・天狐編
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天狐編4
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通算12冊目
第三章天弧編
第四巻 -
お、この本にも出てきましたね。巫蠱。
ゴーストハントのナルの薀蓄が頭の中で再現されるー。
安倍家、章子と彰子、さらに丞按、天狐、十二神将と
色んな思惑が入り乱れてるので、正直、ちょっと読みづらい。
先の展開が知りたくてかっ飛ばして読んでると、
展開についていけずに後戻りしてみたり…。
この勢いで登場人物増え続けたら、
収拾つかなくなるのではという懸念が。 -
うわおー、そこで終わるか…。
気になります。 -
2011.03.16
丞按の過去が明らかになりました。まさか、先代に怨みを持っていたとは…少しの差で無能と評され、皆殺しにされた一族の怨み。でも、それを自分の力にしてしまうなんてって思いました。殺された人たちは本当にそれを望んでいたのかな。
一方、彰子と章子は大変なことに。章子は彰子への嫉妬から丞按に捕まり、彰子は戻ってしまったんですよね…??どうなっちゃつうのかな…続きがかなり気になります!!
まさか、天一が一度死んでいたなんて…でも、朱雀の過保護っぷりをみるとわからないでもないかも。
昌浩ともっくん、勾陣とでがんばる。勾陣も危うくなってるし…勾陣まで死んじゃったら、と思うと… -
天狐編4。
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ネタバレあります
○感想
成親さんの洞察力がスゴいなというか…好きなキャラクターが変わったあたり、年くったなぁという。 -
時は平安。天狐の血を引く、安倍家の二人の陰陽師―。「…そろそろ限界だ」謎の天狐・晶霞の言葉どおり、少年陰陽師・昌浩はその身に流れる天狐の血にのまれかけており、祖父・晴明は、命は取りとめたものの危険な状態が続いていた。そして、昌浩への想いにめざめ、いつしか彰子への嫉妬をつのらせていた中宮章子の心の闇に、藤原氏に憎悪を抱く丞按がたくみにしのび寄ってきて―。“天狐編”さらに驚きの展開に。
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安倍晴明の孫昌浩の活躍!シリーズ第12巻
読了日:2007.11.19
分 類:ライトノベル
ページ:218P
価 格:457円
発行日:2005年1月発行
出版社:角川ビーンズ文庫
評 定:★★★
●作品データ●
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主人公 : 安倍 昌浩
語り口 : 3人称
ジャンル : ライトノベル
対 象 : ヤングアダルト向け
雰囲気 : 歴史オカルト
結 末 : ハッピーエンド、続く
イラスト : あさぎ桜
デザイン : micro fish
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---【100字紹介】-----------------------
時は平安。14歳の昌浩は、稀代の陰陽師・安倍晴明の末の孫。
いつしか昌浩へ想いを抱き、その隣に立つ彰子への嫉妬を
つのらせる中宮章子の心の闇に、藤原氏に憎悪を抱く丞按が
たくみに忍び寄る…シリーズ第12巻。
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…菜の花、うっかり間違えて1巻飛ばして借りてきてしまいました。ので、話が全然分からない…!な状況で読んでいます。少年陰陽師シリーズは、前の巻とそれほど関わりないことも皆無ではないですが、大抵は繋がっていますからね…かなり厳しい感じでした。
というわけで、内容ですけど。同じ日に生まれた異母姉妹である彰子と章子がますます話に絡んできている…のだろうか?(何故に疑問形?)いや、それより何より、何だか知らない間にますます晴明じいさまが危険な状態に陥っていますけれども。ついでに昌浩もふらふらですが、昌浩の場合はふらふらがデフォルトだからOKでしょう(ひどい話だ)。
大きな話の一部だなあ、というのが最近とみに感じることですが、そうですね、今回もこれ1冊での起承転結がはっきりとしているとか、ストーリー性に富んでいる、ということはありません。大局を見よってことかな。気分はすっかり連載漫画ですね。でもまあ…、先がどうなるかなーとは思うからいいか。こういうの、菜の花は嫌いじゃありませんよ。最後までちゃんと読みますとも。
大きく見たとき今回の「天孤編」は、特に対比が多いかも。彰子と章子という、見た目はそっくり、運命が百八十度ひっくり返った、というのも大きな対比ですが、他にも2つ。謎の天孤・凌壽と晶霞もですね。同じ種族で性格の対比。そして、運命の対比である昌浩と丞按…。もしも丞按の立場に昌浩が置かれていたとしたら…。そう考えるシーンが出てきますが、なかなか壮絶です。自分だったら…そういうことを考え始めると、悪役が悪役じゃなくなってくるから不思議です。それが「自分の身になって考えてみなさい」って小学校の道徳で学ぶやつ?道徳の授業も、もっと緊迫感と楽しさと、そして哀しさのある、切迫した事例を取り上げてくれれば分かりやすいのに。こういうライトノベルなんか使っちゃったりして…。戯言でした。
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文章・描写 :★★★
展開・結末 :★★+
キャラクタ :★★★+
独 自 性 :★★★+
読 後 感 :★★★
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菜の花の一押しキャラ…安倍 昌浩
「…晴明は、けしからん奴だ」
「そうだな。けしからん奴だよ」
「まことにけしからん。…せめて抗議のひとつもさせるべきだ」
「ああ」
「抗議というのは聞く者がいなければ意味がない。考えてもみろ、
返事がないのに延々抗議だけするといのは、実に不毛で建設的でない」
「そうだな」
「賢明な我は、そんな非建設的なことに時間を割くのは大変に不本意だ」
(玄武、百虎) -
彰子おぉぉおぉおおお
とにかく表紙いいですよね! -
彰子と章子、この二人の道がどうなるのか……。
光の導、冥夜、羅刹、儚き運命まで一度に紹介。
http://yaplog.jp/dokusho-kannso/archive/25にて感想あります。
リニューアルに伴ってタグが使えなくなったみたいなのでコピペか、プロフィールのURLからお願いします。