少年陰陽師 迷いの路をたどりゆけ (角川ビーンズ文庫 16-30)

  • 角川グループパブリッシング
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  • Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044416324

感想・レビュー・書評

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  • 通算25冊目。
    玉依編第四巻

  • 玉依編 第4巻
    重いー暗いー。けど少しずついい方へ向かっている感じがするので、最後はハッピーエンド期待できるかな。

  • 物語が動いてきた。自分の弱さに気付いて向き合うことは本当に難しい。大人になった今でも私にはできていないかも…昌浩はきっと強くなれると思う。

  • 少しずつ隠されていたことがあらわになってきて、また昌浩の心の傷も癒されそうな予感もして、次の巻が楽しみ。

  • 時は平安。帝の娘・脩子といっしょに伊勢へむかう晴明と彰子。彼らを追いかけて都を旅立った昌浩は、その途中、益荒たちに出会い、玉依姫のもとに連れていかれてしまう。一方、彰子たちはふたたび虚空衆に襲われ、脩子がさらわれそうになる。それを止めたのは、玉依姫に連れ去られたはずの昌浩だった。だが昌浩は、彰子たちのことをまるで見知らぬ人を見るような目で見ていて…!?玉依編、第4巻。

  • 昌浩がようやく自分の傷に気付く事ができましたね。堕ちてしまわなくて本当に良かった、と心の底から安心しました…。それと同時に結城さんが玉依編で伝えたかった事も文章からひしひしと伝わってきました。痛みと向き合えない、それはとても怖くて難しいこと。そしてそれを克服できる強さ。闇が大きいほど光も大きく輝く。昌浩なら大丈夫、きっともっと強くなっていけると私は思うのです。…と、安心していた矢先に彰子が…。また2人はすれ違ってしまうのでしょうか。そして解けない斎の謎。玉依編がどんなラストに向かうのか、いい意味でも悪い意味でもドキドキです…。

  • 痛いです。
    初っ端から痛いです。
    そして最後も痛いです。
    どこまで傷を作ればいいんですか!? と聞きたくなる様な状態は
    一体いつまで続くのでしょう?

    誰の気持ちも分かります。
    彼の気持ちも彼女の気持ちも、全ての躊躇も。
    多分それは、誰もが死ぬまで持っているものだと思います。
    が、痛いです!
    本当にどこまで痛い道を進むつもりですかと聞きたいです。

    しかし本編ですが、一体どういう方向に進むつもりなのでしょう?
    どういう所で終わってるんですか?! と
    襟首捕まえて揺さぶりたい気持ちでいっぱいです。
    平穏な道は、どこを探せばあるのでしょう?

  • 少年陰陽師シリーズ第25作 玉依編第4作

  • 少年陰陽師シリーズもついに24巻。
    今回は「心の傷」がテーマだそうで。なかなか重く辛いテーマですね。
    昌浩の心の傷、彰子の心の傷、この二人がどうやって自分と向き合っていくかを描いており、思わず応援したくなります。
    まさかのあの人が昌浩に救いの手をさしのべたり。
    斎の出番も多くなっており、やっと彼女にも好感がもてるようになりました。

  • 感動しました。というか感動しました。
    結城先生もおっしゃってたように、本当につらい話ではありますが、それでいて、大事な事がぎゅっとつまった本になっていると思います。昌浩や彰子の思いの深さ。相手を思いやる気持ちが強すぎるが故に、その分心の傷が深い。
    はっ、と気付かされる部分が多いです。
    何度も何度も泣きそうになりました。
    テーマが「心の傷」。何だか心がもやもやしてる貴方!お薦めです。
    そしてこのまま少年陰陽師にハマってしまいましょう←

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著者プロフィール

東京都在住。2000年9月『篁破幻草子 あだし野に眠るもの』で作家デビュー。02年1月に発売された『少年陰陽師 異邦の影を探しだせ』より「少年陰陽師」シリーズがスタート。累計550万部を超える大ヒット作となる。その他に『陰陽師・安倍晴明』シリーズ、『吉祥寺よろず怪事請負処』シリーズ(いずれもKADOKAWAより刊行)など。

「2022年 『シャーロック・ホームズを読んだことのない俺、目が覚めたらコナン・ドイルでした』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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