少年陰陽師 千尋の渦を押し流せ (角川ビーンズ文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
4.02
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感想 : 40
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  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044416379

作品紹介・あらすじ

時は平安。外法師を倒し、都に戻った昌浩。気になるのは、総領天狗・颶嵐に招かれたまま戻らないもっくんと勾陣のことだった。そのころ天狗の郷・愛宕では異変が起きていた。郷全体に十二神将すらも苦しめる外法がかけられてしまったのだ。深手を負い、晴明邸にたどり着いた颯峰に話を聞いた昌浩は、天狗たちを救うため、ふたたび愛宕に向かう。そこで昌浩が目にした真の敵は-!?大人気シリーズ"颯峰編"感動の完結。

感想・レビュー・書評

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  • 颯峰編④

  • 【図書館本】シリーズ30冊目、颯峰編4/4。
    颯峰編というより飄舞編といわれた方がしっくりくる話だった。あるいは天狗編?
    エピローグ部分が短くてやや不完全燃焼。今後天狗と昌浩の関わりはあるのかな? 昌浩はちゃんと高淤の神に挨拶しに行けたのかな?
    この章は比較的穏やかで安心して見ていられた。そして高淤の神はやっぱりすごくすごかったんだという認識が生まれた。さらに頼もしい嵬を見直した。ただのうるさい鴉なだけじゃなかったw

  • 颯峰編完結

  • こういう展開にされると、「飃舞…!(涙)」とか思っちゃう安易な人間です。。
    勾陣…怖かったなぁ…(笑)

  • 前巻の最後で、「おのれ、飄舞…っ!!」と思っていたのに…。

    結城先生には、いつもいつも
    いい意味で期待を裏切られます。

    切なさが胸に迫るいいお話でした。
    疾風の一言に泣きそうになったよ…。

  • やっぱり最後はこう切ない感じになってしまうんだなぁ・・
    それにしてももっくんかっこいい!

  • 泣けました。飄舞があまりにも可哀想で…でも最期まで立派な守り役だったと思う。それにしてもやっぱりカッコいいのはもっくん。今回派手な活躍の場はなかったけど、さすが十二神将最強。やることが違う!

  • 最後やはりこうくるかといった感じで、でも分かっちゃいるけど出てくる涙、、でした。守役というのは、その絆は言葉にできないほどの大切なものなんですね。親子の関係の上を行くようです。

  • 涙率が低かった天狗編でした。完結。
    はやちが最後まで健気で可愛かった!そしてやはりもっくん。素敵すぎて、言葉になりません。

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著者プロフィール

東京都在住。2000年9月『篁破幻草子 あだし野に眠るもの』で作家デビュー。02年1月に発売された『少年陰陽師 異邦の影を探しだせ』より「少年陰陽師」シリーズがスタート。累計550万部を超える大ヒット作となる。その他に『陰陽師・安倍晴明』シリーズ、『吉祥寺よろず怪事請負処』シリーズ(いずれもKADOKAWAより刊行)など。

「2022年 『シャーロック・ホームズを読んだことのない俺、目が覚めたらコナン・ドイルでした』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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