少年陰陽師 御厳の調べに舞い踊れ (角川ビーンズ文庫)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2010年7月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044416393
作品紹介・あらすじ
時は平安。希代の陰陽師・安倍晴明の孫である昌浩は、陰陽寮の直丁として修行中の身。修行の一環として紅蓮の式を作ろうとしたところ、とんでもないものができあがってしまい!?(『出だしを思いめぐらせば』)、玉依姫をめぐる事件のあと、帝の娘・脩子とともに伊勢の斎宮にたどり着いた晴明と彰子。ところがそこにも大量の魔物たちがあらわれて…(『御厳の調べに舞い踊れ』)など計四作品を収録した大人気シリーズ待望の短編集。
感想・レビュー・書評
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番外編短編集
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【図書館本】シリーズ31冊目、短編集4。
面白かった……か? 正直前3本は特典SSだからか盛大に物足りないし、書下ろしは理解が追いついてない。玉依編のもう一つのラストなのにお蔵入りにならなくてよかったとは思うけど。全体的に不完全燃焼。うぬぬ……。以下作品別メモ。
笛の音~:意外性も山場も見せ場もない。物足りない。/出だし~:なるほど、原点。……紅蓮ともっくんの掛け合いは楽しそう。けど話自体はどたばたしてただけ。/~日常:すごく薄っぺらく内容がない。特典SSだから仕方ない? /御巌の調べ~よくわからない。玉依編もう一方の結末。 -
式もっくんがドストライク。Amazonで中古購入したら、本の後ろに発送業者側の宣伝シールが貼られてて泣きそうになった。本にシール貼るとかありえない(;_;)
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短編集。
玉依編のその後話ほか。 -
短編集。3編。
表題作は玉依編のサイドストーリー -
短編集はほのぼのしたお話で、のほほんと笑いながら読めて好き。
だけど最後の「御厳の調べに舞い踊れ」は本編っぽかったなぁ。 -
少年陰陽師シリーズ30巻目の短編集。内容的には「窮奇編」の途中から「玉依編」終了後のオハナシが全部で4本収録。最後の巻タイトルにもなっている「御巌の調べに舞い踊れ」が一番長く、書き下ろし作品でした。
一番長いオハナシに主人公の名すら殆ど出て来ないので、昌浩ファンには寂しい巻かもしれません。でも本編では余り描かれないキャラ達が活躍することも多いので、短編集も結構好きですv
そのホノボノ気分に更に花を添えるのが、各話のタイトル頁に描かれている「色々もっくん」。読み終わって「なるほど!」と思わせてくれるカットなところもソソラレます。
このシリーズ、10年末の都条例に対する角川書店さんの侠気に惚れて大人買いしましたヨ。(笑) 入院中1巻からひたすら読んでおりました。←内容的に手術の後には向いてないとは思いますが…w -
雑鬼たちがすごく愛しい。