少年陰陽師 御厳の調べに舞い踊れ (角川ビーンズ文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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本棚登録 : 532
感想 : 27
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  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044416393

作品紹介・あらすじ

時は平安。希代の陰陽師・安倍晴明の孫である昌浩は、陰陽寮の直丁として修行中の身。修行の一環として紅蓮の式を作ろうとしたところ、とんでもないものができあがってしまい!?(『出だしを思いめぐらせば』)、玉依姫をめぐる事件のあと、帝の娘・脩子とともに伊勢の斎宮にたどり着いた晴明と彰子。ところがそこにも大量の魔物たちがあらわれて…(『御厳の調べに舞い踊れ』)など計四作品を収録した大人気シリーズ待望の短編集。

感想・レビュー・書評

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  • 番外編短編集

  • 【図書館本】シリーズ31冊目、短編集4。
    面白かった……か? 正直前3本は特典SSだからか盛大に物足りないし、書下ろしは理解が追いついてない。玉依編のもう一つのラストなのにお蔵入りにならなくてよかったとは思うけど。全体的に不完全燃焼。うぬぬ……。以下作品別メモ。
    笛の音~:意外性も山場も見せ場もない。物足りない。/出だし~:なるほど、原点。……紅蓮ともっくんの掛け合いは楽しそう。けど話自体はどたばたしてただけ。/~日常:すごく薄っぺらく内容がない。特典SSだから仕方ない? /御巌の調べ~よくわからない。玉依編もう一方の結末。

  • 式もっくんがドストライク。Amazonで中古購入したら、本の後ろに発送業者側の宣伝シールが貼られてて泣きそうになった。本にシール貼るとかありえない(;_;)

  • 短編集。
    玉依編のその後話ほか。

  • 妖達が可愛い!!
    雑鬼ーずにいいようにされて達観した白虎がいい(笑)
    あとは上手く甘えられない斎が可愛い!!
    短編集はほのぼの気味でいいものです。。

  • 久しぶりの短編集で、
    ちょっとほのぼのできました。

    いつものことながら、雑鬼たちには和みます。
    ここ最近、彰子や六合はご無沙汰だったので嬉しかったり。

  • 短編集。3編。
    表題作は玉依編のサイドストーリー

  • 短編集はほのぼのしたお話で、のほほんと笑いながら読めて好き。
    だけど最後の「御厳の調べに舞い踊れ」は本編っぽかったなぁ。

  • 少年陰陽師シリーズ30巻目の短編集。内容的には「窮奇編」の途中から「玉依編」終了後のオハナシが全部で4本収録。最後の巻タイトルにもなっている「御巌の調べに舞い踊れ」が一番長く、書き下ろし作品でした。
    一番長いオハナシに主人公の名すら殆ど出て来ないので、昌浩ファンには寂しい巻かもしれません。でも本編では余り描かれないキャラ達が活躍することも多いので、短編集も結構好きですv
    そのホノボノ気分に更に花を添えるのが、各話のタイトル頁に描かれている「色々もっくん」。読み終わって「なるほど!」と思わせてくれるカットなところもソソラレます。

    このシリーズ、10年末の都条例に対する角川書店さんの侠気に惚れて大人買いしましたヨ。(笑) 入院中1巻からひたすら読んでおりました。←内容的に手術の後には向いてないとは思いますが…w

  • 雑鬼たちがすごく愛しい。

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著者プロフィール

東京都在住。2000年9月『篁破幻草子 あだし野に眠るもの』で作家デビュー。02年1月に発売された『少年陰陽師 異邦の影を探しだせ』より「少年陰陽師」シリーズがスタート。累計550万部を超える大ヒット作となる。その他に『陰陽師・安倍晴明』シリーズ、『吉祥寺よろず怪事請負処』シリーズ(いずれもKADOKAWAより刊行)など。

「2022年 『シャーロック・ホームズを読んだことのない俺、目が覚めたらコナン・ドイルでした』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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