少年陰陽師 夕べの花と散り急げ (角川ビーンズ文庫 16-37)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2010年9月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044416409
作品紹介・あらすじ
時は平安。大陰陽師・安倍晴明の末孫の昌浩は、もっくんとともに平和な日々を送っていた。しかし、そんな穏やかなときは、兄の安倍成親が餓鬼に襲われて一転する。その後も安倍の術師を狙った事件が続き、昌浩も何者かに襲われ、危ないところを螢という少女に助けられる。しかも昌浩に匹敵する霊力を持つ螢は、晴明の父・益材が播磨の神祓衆の長と約束した、昌浩の婚約者で-!?大人気シリーズ、新章"篭目編"開幕。
感想・レビュー・書評
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籠目編①
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【図書館本】シリーズ32冊目、籠目編1/5。
表紙から、小さい頃の話でも織り交ぜられているのかと楽しみにしていたけど……あれ? 表紙イラストはほぼ関係なくて肩透かし……。うーん、残念。
六芒星を籠目というのか。鳥関係の章だと思ってた。
安部家は喧嘩を売られ、昌浩には婚約者が現れ、帝に疑われ、ドキドキ要素は満載。どう収拾がつくのか、続きが楽しみ。 -
籠目編1
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突然現れた昌浩の婚約者という螢。何者かに襲われた昌浩を助けたり、もっくんの声を治したりと大活躍ながら何か陰がありそう。昌浩と彰子はどうなるのか…続きが楽しみです。個人的には昌浩にはいつまでも子供のまま無邪気にもっくんと戯れていて欲しいんだけどな。
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安倍晴明の父の約定によってしばられる昌浩と小野篁の子孫蛍の結婚。安倍家への攻撃、いきなり犯人にされての逃亡。わけが分からないままの土壇場!たいへんです。
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あらすじにどきどき、というよりびくびくした今回。
シリアス、ほぼシリアスで、ほのぼのとしているのは、向こうだけ?
痛すぎます。
またしても、な崖っぷち。
最初っから崖っぷちってどういう事ですか!?
疑いを持つ事は大事ですし、悪い方へと考えが転がっていくのも
当然の話です。
大事なものを守るため、危険なものを排除する。
それも当然です。
けれど…これはもう、真っ白というよりも
絶望的に感じてしまいます。
どうするのか、どうすべきなのか。
もちろん、黒幕を引っ張り出すのが一番ですが
そこに至るまでに、どれほどの傷を負うのか。
すでに、今まさに混乱中だというのに
何を選んで何を失くしてしまうのか。
唯一の救いは、家族以外に、信じてくれる人がいる事。
少し、ほっとしました。 -
完結編が出たので、ようやく読み始めた。
いや、これ、リアルに追って行ったら、途中で「ギャー!?」となるのが目に見えているので、一エピソードが終わるまで読まないことに決めている。
……そうしておいてよかった。
一巻の終わりで、やっぱり「ギャー!?」となった。
私のいとしのとっしーが最高。 -
カバーの絵はとても微笑ましいのに、中身は結構しんどい状況。この先どうなっちゃうんだ。