モンスター・クラーン 黄昏の標的 (角川ビーンズ文庫)

著者 : 結城光流
制作 : 甘塩 コメコ 
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2010年9月30日発売)
3.24
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  • 本棚登録 :140
  • レビュー :10
  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044416416

作品紹介・あらすじ

昼と夜の狭間、黄昏の住人たち-モンスター。人間の少女・咲夜はモンスターを束ねるヴァンピーア一家に育てられた。しかし、彼女を疎んじる長老たちから、咲夜は一族として認められるための試練を与えられる。「血の掟に従い、血族を離反した異端者を狩れ」愛銃を手に、咲夜は朽ちた城砦に乗り込むが大ピンチに。そこに助けに現れたのは、十年前に離ればなれになった義兄・アベルで!?結城光流が贈る、吸血鬼物語、開幕。

モンスター・クラーン 黄昏の標的 (角川ビーンズ文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 人と概念がたくさん出てきてちょいわかりにくい、けどおもしろー
    ぜひかんけつさせてほしい、、、
    要君はどんな役目があるんでしょうねー
    咲夜ちゃんはどんな希少性があるのかなー

  • 古典表記でなく、平安じゃないのが新鮮だ。

    時代設定や各キャラクターの背景とかわかりにくいですが、読んでいくとわかるのかも。いきなり戦闘シーンから始まるのは、この作者にしては新しい始まりかただな、と。でもその後、時間軸通りに話が進んでいくのが物足りなかった。

    少女の冒険物語かと思ったら、どうやら生まれに秘密があるようだー。
    英語に慣れているので、ドイツ語表記の意味を把握するのが一苦労…。

  • あらすじは…。


    人間の少女・咲夜はモンスターを束ねるヴァンピーア一家に育てられた。しかし、咲夜は一族として認められるための試練を与えられる。愛銃を手に、咲夜は朽ちた城砦に乗り込むがピンチに陥る。そこに現れたのは、十年前に離ればなれになった義兄・アベルだった。
    一言でいうと和風吸血鬼です。
    少年陰陽師シリーズに比べて登場人物達の会話が少ないかなって気がします。少年陰陽師シリーズは主人公達の掛け合いが好きだったので少し残念。でも設定はおもしろいし、伏線もたくさんあるので・・・今後の展開に期待したいです。

  • 始まりが唐突すぎて少し戸惑った。
    また、ここで描かれていない「結構重要(そう)な過去のエピソード」というのがいくつか唐突に出てくるのが気になる。
    良く言えば「続きが気になる本」、悪く言えば「読み手に不親切な本」といったところか。
    ただ設定や著者が好きなので次も読んでみたい。

    要のほのぼのさ加減が好きだw

  • 排他的一族の長に育てられている少女は、ある日ひっそりと
    彼らの誰かと、義兄を取り戻すために契約をする。
    そうして出向いた先は、どう考えても自分を消すためじゃないだろうか、と
    勘ぐってしまうような状態で。

    お義父さんと、お隣さんののんびり会話が…w
    うっかりと日本人が出てきた瞬間、ここは日本と思ってしまい
    銃が出た瞬間に「え?」と思い、違った…と訂正。
    そのうち地域が違うのを憶えましたがw

    何か、でき愛しまくり物語のような気が…ある意味王道に!?w
    というか最後!
    これは確実に…と期待に胸ふくらませてしまいました。
    最後といえば、ひたすら怪しげな男。
    あれは確実にレギュラーです、最終目的っぽいです!
    話の流れ的に…まだまだ疑問がありますが
    とりあえず、銃はまったく分かりません。

  • 吸血鬼ものかなぁと思って購入しましたが、最初の出だしで2巻?って思うくらい、唐突に戦闘シーンから始まって、ちょっと戸惑いました。

    咲夜と義理の兄であるアルベルトの関係が分かるまでにも、ちょっと時間がかかって、取っつきにくい感じはしました。

    捨て子だった咲夜の素性も気になりますが、アルベルトが咲夜のことをどんな風に思っているのが分かりづらくて、ちょっと残念。
    戦闘シーンもいいんだけど、ラブ度が多めが好きなんで、ちょっと私には合わないかも?って思いました。

    まあ、まだ1巻なんで、次巻に期待します。

  • 吸血鬼と銃でドンパチ。題材が好みで期待したのですが、ちょっと乗り切れませんでした。展開があまり練れてない印象。

  • 入荷先:川崎市立中原図書館

    『少年陰陽師』でいちやく有名になった結城光流(みつる)の幻のデビュー作(本書刊行に当たって大幅な設定の煮詰めをおこなったそうな)。
    ひとしきり考えるのは階級や階層といった社会学の古典的なキータームとヴァンピーア(これをヴァンパイアのドイツ語読みと解釈するにはおそらくドイツ語のスペルが必要になるのかもしれない)がつながるということだ。確かに、多くの小説などではヴァンピーアは上流階級の人間として位置づけられており、それは本書でも変わらない。そうでありながらも、プロレタリアートのヴァンピーアもありえるわけで、隠れた部分に階級闘争の構図を読み取ることも可能といえば可能である(しかし、純粋な階級闘争とは言いがたいものを本書は持っているのだが)。

    一方で読者には理解できるかもしれないが舞台設定上おかしい用語もいくつか散見する。特に戸籍制度についてかじったことのある人間ならば、この戸籍制度なるものが東アジア特殊の制度であり(日本の場合、はるか昔の制度が明治になって先祖帰りをし現代に至る。ちなみに韓国はこの制度を21世紀に入ってから廃止した)、舞台となるヨーロッパでは一般的な制度ではない(同様に非嫡出子などという発想もない)。この部分において結城の視野の狭さを露呈させてしまう。血族という着想はまあありえなくはないシナリオだが、同時に家やゲットーといったものに極上の価値を誘引する危険性は捨てきれない。

    ただの少女アクション小説(ライトノベル)として斬り捨てるには少々もったいないような印象を抱く作品である。しかし、どこまでもライトノベルなことには変わりないわけで。この点が惜しいといえば惜しい部分である。

  •  待っていました、と言わせてください。また会えて嬉しかったです。

     あと、「ときめくラブよりドンパチのほうが好き」と言い切れるビーンズ文庫読者はここに確実に一人います。(いや思想じゃなくて純粋に好みのジャンルがそうなだけであってリアル暴力はちょっと……)

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