少年陰陽師 異邦の影 (角川文庫)

制作 : 角川書店装丁室 西村弘美 
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 247
レビュー : 29
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044416423

作品紹介・あらすじ

時は平安。13歳の昌浩は、稀代の陰陽師・安倍晴明の末の孫。素質はすばらしいはずだが、まだまだ半人前の見習い陰陽師。相棒の物の怪とともに、祖父の晴明にからかわれながら修行に励む日々である。ところがそんな中、内裏が炎上するという事件が起きた。昌浩は独自に調べをはじめるが、その背後に外つ国からやってきた妖異がかかわっていることが判明し-!?新説・陰陽師物語登場。

感想・レビュー・書評

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  • 負けん気が強くて、一生懸命陰陽道の勉強に励む昌浩は半人前の陰陽師です。彼は偉大な陰陽師である安倍晴明の末孫でもあります。祖父を尊敬しているものの、「晴明の孫」と言われることに対して「孫言うなっ!」と常に言い返します。昌浩にとって孫発言はほんとうに面白くないものなんです。ひとつ間違えると血筋へのプレッシャーとかでグレちゃったり、ひがみっぽくなっちゃったりしそうなものですが、彼は真っ直ぐとすくすく育ってます。このまま素直に成長していくのか、はたまたどこかでぐらりと折れてしまいそうになるのか……。
    昌浩は幼い頃から陰陽師の素質はかなりのものだけれど、まだまだ荒削りで危なっかしい面が多々あります。そんな彼とともにいるのが物の怪のもっくんである、十二神将のひとり、紅蓮です。
    昌浩にとって、妖(人間に悪さをするもの以外)は敵でともなく、排除すべきものでも忌み嫌うものでもありません。この世にともに存在するものであり、受け入れることが自然なものであるようです。そんなところも彼の魅力のひとつでしょう。
    とはいえ、わたしの中で格好いいと思ったのは、青年の姿で現れた晴明なのですが 笑
    今の昌浩はわたしにとって、やんちゃな可愛い息子のような存在です。見守っていきたいですね。

  • 以前、晴明が十二神将を使役するに至る話を読んで今ひとつのところもあったのだけど、これは軽めで読みやすく楽しめた。続き物なのでまた読みたい。

  • 久しぶりの感覚でした。物語を追うのに集中でき、タイムスリップしたように楽しめました。安倍晴明の孫という言葉に込められた思いも知らずに激昂しながら修行をする見習い陰陽師の話です。続編もあるんでしょうか?続き見かけたら買おうっと!

  • ビーンズで手を出し損ねた、かの有名シリーズの角川文庫版。
    ティーン向けの文庫が一般向けに組み直されるとこんな厚みになるのね。
    晴明の孫、という圧倒的アドバンテージをもつ主人公と物の怪のもっくんのやりとりが軽妙でいい。
    何より主人公昌浩が、じい様への反発はともかくとして、素直で伸びやかで気持ちのよい子だったのがよかった。
    分量的に今一つ物足りないけど、もっと読みたいという気持ちの裏返しと言えなくもないか。

  • 時は平安。13歳の昌浩は、稀代の陰陽師・安倍晴明の末の孫。素質はすばらしいはずだが、まだまだ半人前の見習い陰陽師。相棒の物の怪とともに、祖父の晴明にからかわれながら修行に励む日々である。ところがそんな中、内裏が炎上するという事件が起きた。昌浩は独自に調べをはじめるが、その背後に外つ国からやってきた妖異がかかわっていることが判明し―

  • ライトノベル出身としうことでとても軽く、さくさくと読めます。
    陰陽師だとか妖だとかそのような話はもともと好きなので楽しめました。只時々もう少し良い言い回しはないのかと気になる点があったことが残念です。
    しかし先にも述べたように軽く読めるのでまた続きを買いたいです。

  • 安倍晴明の孫て設定が面白い。
    てっきり、安倍晴明の少年時代の話やと思ってた!
    相棒が物の怪のもっくん。
    昌浩ともっくんのやり取りがが面白い。
    この先、昌浩ともっくんの繋がりや成長が楽しみ。

  • 中学のときに友達に勧められて読んでいたものを、今回角川文庫での出版ということで、購入して改めて読んだ。

    以前読んだのはもう3年程前だけれど、それでもやっぱり面白い。
    昌浩やもっくんはかわいいし、騰蛇はかっこいい。

    好きな本だっただけに、印象に残っていた文章はちゃんと覚えていたことに自分でも驚いた。

    表紙もビーンズ文庫とはまた違って綺麗なので、ぜひこちらでそろえたいと思う。

  • 最近よく読む妖怪時代物。元はラノベだったそうで。あちらの表紙ではちょっと手に取れないなあ・・・。あとがきによると、ラノベには時代小説が多いらしい。へー。清明はタヌキじゃなくてきつねだろ、と思いながら読んでたらまさかの登場の仕方にやられた。

  • 晴明の孫と物の怪の掛け合いが楽しかった。
    妖と闘う場面も緊張感があって良い。

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著者プロフィール

東京都在住。2000年9月『篁破幻草子 あだし野に眠るもの』で作家デビュー。02年1月に発売された『少年陰陽師 異邦の影を探しだせ』より「少年陰陽師」シリーズがスタート。累計550万部を超える大ヒット作となる。その他の著書に「吉祥寺よろず怪事請負処」シリーズ、「陰陽師・安倍晴明」シリーズ、「モンスター・クラーン」シリーズなど多数。

「2018年 『吉祥寺よろず怪事請負処 さまよいの街』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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