運命の恋は甘く囁く (角川ルビー文庫 65-27)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044422271

作品紹介・あらすじ

「僕を好きになって欲しいんだ」-我が侭で傍迷惑な人気恋愛小説家・恵藤から、突然愛を告白された担当編集の三ツ谷。散々嫌がらせしてきたくせに、誰が好きになるか!と思いつつも、人が違ったようにひたむきに愛を告げる恵藤に、三ツ谷はつい好奇心で体を重ねてしまう。驚くほど情熱的な愛撫、灼けつく視線-愛される快感に、次第に三ツ谷は恵藤の熱を欲しがるようになるが、彼の素性に、自分に関わる秘密があると知り…!?恋愛小説家×ツンデレ編集のカラダ先行ラブ。

感想・レビュー・書評

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  • 自己中で我儘な受が甘々な攻に落ちるまで・・・と王道的なストーリーなんですが、最後のあたりが何だか駆け足的な気がします。
    受の性格があんな風になった理由や細かい心理描写もあったのに、結局最後はいつの間にか好きになってました~的な終わりがどうもしっくり来ない・・・エロシーンは少な目ですが私的にはとても好きなタイプでした。

  • 表紙買いの作家買いなんだけれど、この受けは好きになれなかったな・・・。得に前半が好きになれなかったので、後半まで乗り切れずでした。前作のスピンオフの方が好きでしたね。でも挿絵はとても素敵ですね。

  • ちらちらと読んでいたのを、ようやくしっかりと読みました。
    出るとは思わなかった人のスピンオフなので、かなり嬉しかったですv
    捻くれている三ツ谷に愛の告白をし続ける献身的な恵藤と、それを最初は受け流したり興味だけで振り回したりしていたけど、次第に恵藤の存在が大きくなっていくうちに、臆病になっていく辺りの三ツ谷がなんか可愛くて。
    そして、子供時代に両親から受けたトラウマが、彼を臆病にしていたんだと分かると、それが少し寂しかったりも。
    大人の都合で、子供の心は簡単に傷つくんですよね。
    それを分かっている兄の優しさとか、ちょっとずれている妹の存在になんだかほっとしたり。
    ラストの甘い雰囲気は、読んでいてにまにまとv
    何よりも、三ツ谷の全てが愛しいと囁く恵藤の献身さが素敵やなぁと。
    そして、それを素直に受け取れない三ツ谷を、やっぱり可愛いと思ってしまう私が。
    捻くれているのは臆病さの裏返し。
    そんな彼を、恵藤には暖かい手でずっとあたためて欲しいと思いました。
    あと、ショートストーリーや本編などでも、前の二人が出てくるのも嬉しかったです^^





    <あらすじ>
    我が儘で傍迷惑な人気恋愛小説家・恵藤まお(♂)がどうやら自分に恋をしているらしい。担当編集の三ツ谷は好奇心で体を重ねてしまうが、愛を信じない渇いた心は、の一途な情熱にいつしか溺れていって…。

  • 3.5くらい。
    主人公がだんだん恋に落ちていく様子が不自然ではなく、
    良いカップルだった。

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