エルゼリオ: 遠征王と薔薇の騎士 (角川ビーンズ文庫 2-3)
- KADOKAWA (2001年12月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044450038
作品紹介・あらすじ
男装の女王アイオリア1世の、愛妾の席がひとつ空いた。さっそく栄誉ある後宮"花園"入りを賭け、国をあげての美女探しが始まり、お祭り好きの王様も政務を放りだして、みずからスカウトに出かけてしまった。ところがその旅先で愛妾候補として白羽の矢が立ったのは、王騎士ジャック=グレモロンの相棒、槍使いゲイリー=オリンザの娘で…!?大人気、遠征王シリーズ第2弾。
感想・レビュー・書評
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【遠征王2】女王陛下アイオリアの愛妾(♀)探しで女王みずからスカウトにお出ましと言うシチュエーションってなかなか無いわね。型破りで楽天的と思えたアイオリアの悲しい過去が見え隠れして、思いの外その心の傷が国政に関わってくる。いつでも国王に取って代われるであろう従姉妹姫ゲルトルードが味方なのは頼もしい限りです。
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今回割りとまじめ。王様自ら愛妾探し。にしても、血族殺しの罪状やらはどうなったんだろう。うやむや?ラストが好きです。いとこどの、出番少ないけど印象的で好き。ナリスが一途で必死でどこかの青い人を連想させます。美形だけどこいつ絶対童貞だ(待て)。
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女王アイオリアが8番目の愛妾を探しに北西の国境付近へ。<br>
民族や差別など深いテーマを扱いつつ、戦闘シーンなどシリアスなのに、相変わらずギャグの分量もかなりある!<br>
主要メンバーもほぼ登場し、パワーアップという感じですね。<br><br>
オレ様なガイが虐げられる様は、個人的にカナリ好きです(オイ