黎明に向かって翔べ (角川ビーンズ文庫)

  • 角川書店 (2002年7月31日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784044450052

作品紹介・あらすじ

「やがて王朝を滅ぼす」と予言された瑯蘭の皇子・太白は、禁忌の赤い瞳をもつ少女・珊瑚と出逢った。都を滅ぼす赤い獣を呼ぶ珊瑚を匿ったために、父である皇帝に二心を疑われた太白は……。中華風ファンタジー!

感想・レビュー・書評

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  • 2011年6月29日読了

    西洋モノから一気に東洋、それも漢字満載の中華風にのりこんでしまったので理解と読破に時間がかかってしまったorz
    名前だけでなく、それが難しい字面で字があり、様々な役職や地位で呼ばれる…ホント、西洋→東洋はキッツイですねー(-_-;)
    もちろん遠征王の番外編なので面白いし、ヘメロスの過去ってことで興味津々なんだけどね。久々の読みにくさを体感した次第です(笑)

    最後に出てきたオリエや、ヘメロスを運んだ船の船長…このことが本編にどう関わってくるのか楽しみです。

  • 「遠征王」シリーズの番外編ってことでしたが、国名は漢字だし、人の名前も漢字(しかも難しすぎて読みづらい)で、なんとなく中華風。どこが?って思っていたら、最後にアイオリアが出て来て、あー、へメロスの過去話だったんだって、納得しました。
    そういえば、もう滅びてない国の人って言ってましたよね。

    本編では、あんまりメインでは出てこないキャラだったので、影が薄かったですが、これを読むと、彼の味方がちょっと変わってきそうです。奥さんは珊瑚だったんですねー。

  • 遠征王の番外編だったらしいんですが私はこっちから読みました。
    なんだけど遠征王を昔一冊だけ読んだことがあったので「アイオリア」の名前が最後に出てきてびっくりしました。
    繋がってたのね〜ってw

  • 一応1作もの?ちょろっと遠征王とリンクしてるんだけど。漢字名が多くて読めない覚えられない(汗)。洋風に比べると地味ですな、確かに。

  • 中華風ファンタジーです。<br>
    高い武力のおかげで兄太子に疎まれている皇子と、シャク眼という不吉な赤色の瞳を持った娘の話。<br>
    実は、遠征王シリーズの番外編。<br>
    割と地味目のお話で、展開も分かりやすいんですが、好きです。ツボに嵌りました。<br>
    ちなみに、ギャグはかなり少ないです。<br><br>
    この本で一番印象的なのは、実は後書きでした。(苦笑)

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著者プロフィール

1976年兵庫県生まれ。2000年『マグダミリア三つの星』で第4回角川学園小説大賞奨励賞を受賞しデビュー。主な著作に「トッカン」シリーズ、「上流階級 富久丸百貨店外商部」シリーズ、『メサイア 警備局特別公安五係』、『シャーリー・ホームズと緋色の憂鬱』、『マル合の下僕』、「カーリー」シリーズ、『剣と紅 戦国の女領主・井伊直虎』、『主君 井伊の赤鬼・直政伝』(文藝春秋)など。2013年『カミングアウト』で第1回エキナカ書店大賞を受賞。漫画原作も多数。

「2023年 『忘らるる物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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