尾のない蠍―遠征王と流浪の公子 (角川ビーンズ文庫)

著者 : 高殿円
制作 : 麻々原 絵里依 
  • 角川書店 (2002年12月発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044450069

作品紹介

歴史はあるがお金がない弱小国ボッカサリアの少年王に、後ろ盾めあてで求婚されてしまったパルメニア女王アイオリア。だが訪問先で、いまや敵国ホークランドの将軍となったかつての夫、"蠍の"ミルザと再会して…!?「約束を覚えていますか?わたしのプリマジーナ」自分のために王位を捨てろというミルザ。さしのべられた手にあるのは、愛か憎悪か。-遠征王、その治世最大の危機。

尾のない蠍―遠征王と流浪の公子 (角川ビーンズ文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 2011年7月1日読了

    前巻に続き一気に読んでしまったわけですが、前の巻と今回の間には少し時間の経過があるようですね。2年くらいなのかな?この間にパルメニアがホークランドに大敗を喫して、さらに星山庁で政権交代があったようだけど……オリエが見込んだあの人が教皇にはつかなかったみたいね?その辺も何があったか気になるけれど、出だしからナリスのすごい話聞いちゃったって気持ちになっているので困る…(;一_一)

    今回はもうミルザの暴走と言うか、彼はこの為だけにホークランドに身をやつしていたのかと思うと恐ろしくてならないね…!!
    ミルザとナリスは似て非なる人物だと思っているので、今後オリエの気持ちがどう動くか気になる。
    それとゲルトルードにも不穏な雰囲気が。彼女の企みは一体何なんだろう。とりあえず、彼女の影がアレなんだろうというのは察した。

    中心は主にオリエなのに、あたしはどうしてもオクタヴィアンの本命との恋の行方が気になって仕方ない。チラ出しされるから余計になんだろうけどさ…(笑)こちらもどうなるんだろうか…。

  • サブタイトルや表紙の絵から、今度はミルザの話と推測できますが、最初はジャックとガイの怪しげな告解の話があり、そのあとはナリスの秘密が明らかになってます。なんだろうと思ったら、最後の方で意外と重要なことだったと気付きました。

    今回は、アイオリアは、ボッカサリアという田舎国の少年王の即位式に出席してますが、ここで、ミルザと再会し、ミルザが少年王を嵌めて戦争状態にもっていったのを阻止します。伏線がきっちりあってくると、気持ちがいいです。

    でもボッカサリアからの帰り道で、アイオリアがミルザに捕まり、ホークランドに連れていかれちゃいました。ジャックとガイはいったい、何をしていたの?

    後半、アイオリアがいつもと様子が違って、ミルザの前では完全に女性にしか見えなくて、どうなるのかハラハラしちゃいました。最後は、やっぱり、しちゃってますよねー。ほんと、ミルザってよく分からない。

    そろそろ終わりそうですけど、続きは未入手です。
    どっかで手に入れなくっちゃ。

  • もう誰と幸せになったらいいのかわかんないオリエ。つーか一国の王が国を空けてても表面上問題ないパルメニア、脇固めが素晴らしい。

  • ミルザ活躍(?)<br>
    ボッサカリアという小国での、ほのぼのとしたシーンから、一気にホークランドとの交戦状態に。<br>
    この辺から、オリエの女性らしさが見えてきます。<br>
    ミルザの心の傷と執念が素敵ですよ。<br><br>
    個人的には前作との間にある戦争に関しての話が読みたかったんですよね。<br>
    遠征王シリーズは、戦記として書かれているわけではないのでしょうね、結構大胆に端折られてます。<br>
    時間経過がいまいち理解できてない時は、これくらいの戦争でなぜ”遠征王”なのか、疑問に感じた事がありました。

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