尾のない蠍: 遠征王と流浪の公子 (角川ビーンズ文庫 2-6)
- KADOKAWA (2002年12月1日発売)
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感想 : 6件
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- Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044450069
作品紹介・あらすじ
歴史はあるがお金がない弱小国ボッカサリアの少年王に、後ろ盾めあてで求婚されてしまったパルメニア女王アイオリア。だが訪問先で、いまや敵国ホークランドの将軍となったかつての夫、"蠍の"ミルザと再会して…!?「約束を覚えていますか?わたしのプリマジーナ」自分のために王位を捨てろというミルザ。さしのべられた手にあるのは、愛か憎悪か。-遠征王、その治世最大の危機。
感想・レビュー・書評
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もう誰と幸せになったらいいのかわかんないオリエ。つーか一国の王が国を空けてても表面上問題ないパルメニア、脇固めが素晴らしい。
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ミルザ活躍(?)<br>
ボッサカリアという小国での、ほのぼのとしたシーンから、一気にホークランドとの交戦状態に。<br>
この辺から、オリエの女性らしさが見えてきます。<br>
ミルザの心の傷と執念が素敵ですよ。<br><br>
個人的には前作との間にある戦争に関しての話が読みたかったんですよね。<br>
遠征王シリーズは、戦記として書かれているわけではないのでしょうね、結構大胆に端折られてます。<br>
時間経過がいまいち理解できてない時は、これくらいの戦争でなぜ”遠征王”なのか、疑問に感じた事がありました。
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