- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044452087
作品紹介・あらすじ
開けば世に災厄をもたらすという禁忌の箱「風の終わり」を取り戻すため、素性(職業:魔王)を隠し、四年に一度、大シマロンで開催されるという「天下一武闘会(略してテンカブ)」に出場することになったおれ・渋谷有利。えっ、旅の仲間の村田健の正体ってアレだったの!?なんて驚くヒマもなく一行に襲いかかる苦難の波!でも最大の衝撃がこの後に控えていることを、おれはまだ知らなかった-。噂のハイテンション・ファンタジー。
感想・レビュー・書評
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シリーズ8
ハイテンションギャグと、シリアスが入り混じる不思議な文体。
この巻から読んだから、あまりよくわからないけれど
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#読了
えっ、えっ。コンラッドそんな所で出てくるの?どうなっちゃう訳?
敵対するの?ユーリを抱いた腕じゃなかったらなんなの?あ、日本語が怪しい!なんか怪しい意味に聞こえる!!(混乱) -
「まるマ」シリーズの本編第7弾。
前巻から持ち越しの、ムラケンの正体が明らかになります。彼は、大賢者の魂の継承者で、これまでの魂の遍歴をすべて記憶していたのです。
一方、大シマロンで「知・速・技・総合競技、勝ち抜き! 天下一武闘会」略して「テンカブ」が開催されるという報せが、ユーリたちのもとにもたらされます。優勝者にはどんな願いでも聞き届けられるということを知ったユーリは、テンカブで優勝して「風の終わり」を手に入れようとします。
「知」の部門の筆記試験では、ムラケンの機転によりユーリが勝利し、「速」の部門のレースでは、「シツジの女王」ことTぞうの活躍で勝利。そしていよいよ最後の「技」の部門。三本勝負の勝ち抜きバトルで、第一回戦はヴォルフラムがさくっと勝利しますが、第二回戦にはアーダルベルトが立ちはだかります。ところがちょうどそのとき、フリンがマキシーンに捕らえられてしまいます。彼女を助けるため、ヨザックはアーダルベルトに敗退する道を選びます。フリンがツェリに救出されたことで、第三回戦で決着がつけられることに。ユーリの相手として現われたのは、姿を消していたコンラッドでした。
途中、ヨザックがコンラッドの過去について語っていたのが前フリになっていたのですが、こういう展開になるとは予測できませんでした。 -
相変わらず、今となっては古いネタがあちこちに。
記憶はあって、決して忘れられないけど、すべて初めての経験ってのは不思議な感覚だろうな。 -
7巻
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主人公の友達も同じくスタツアしてしまって、しかもその友達がとんでもない人物だということ。どんどんと事件が起きる主人公体質。人生には飽きないよね。
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テンカブ編。
ヨザックの話はすごく良かった。暗い歴史だけれど、眞魔国の過去を教えてくれるし。この話を聞くと、ああ、今は平和そうにしている、ギュンターとか、ヴォルフラムもこのつらい時代を生き抜いたんだ…って思う。
ヨザックは、アニメとは雰囲気が違う気がする。アニメの方が、気安くて好きだったなー。
ムラケンが結構いいやつなんじゃないかと思えてきた。
ただ、どうしても、途中が中だるみしている感が否めない。ちょっとまだるっこしかったな・・・。 -
2010年3月28日