今日からマ王!? (角川ビーンズ文庫 4-17)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 832
感想 : 53
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044452179

作品紹介・あらすじ

血盟城の奥の奥には、誰も知らない秘密の花園が!?禁断の扉を開く爆笑ストーリー『マ王奥』をはじめ、アニシナの魔動装置"夢芝居"がフル稼働する『だってお年頃なんだもん』、アノヒトたちの運命の邂逅を描いた過去のエピソード『迷ううちに花は』、噂の女・スザナ=ジュリア初登場の『星の名前』、そしてコンラッド視点から静かに語られる『大切なひとを失った』-の5編を収録した、まるマシリーズ外伝第4弾、ここに見参。

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ番外編第4弾。

    第一話「マ王奥」は、先代の魔王ツェリ様が作ったマッチョ集団「マ王奥」の存在が明らかになる話。

    第二話「だってお年頃なんだもん」は、有利がアニシナの発明した魔動装置「夢芝居」を使って、ヴォルフラムやグウェンダルの夢をのぞき見る話。

    第三話「迷ううちに花は」は、混血者として蔑まれてきたヨザックが、グウェンダルに直訴する話。

    第四話「星の名前」は、コンラッドとスザナ=ジュリアが過ごしたほんのひとときを切りとった話です。

    第五話「大切なひとを失った」は、コンラッドの過去への思いがえがかれます。

    ヴァラエティに富んだ短編集ですが、バカバカしいノリながらきれいな締めくくりを迎える第一話がとくにおもしろく読めました。

  • 番外編らしい。

  • おもしろい

  • ウェラー卿がいる…(感涙)
    本編がシリアスなだけに、こういうワイワイしてるのいいですね~。

    「大切なひとを失った」の アーダルベルトに言ってやれ。 はなんかコンラッドの腹黒さが微妙に出てて良かった。

  • 笑えて、切なくて、哀しい  
    まるマシリーズの通常運行  

    放置しすぎてお話のどのあたりか忘れてしまったけれど  
    この時はコンラッドはまだシマロンにいたんだな  
    そう思って読むと、すべてのお話に哀しさを感じる  

    ヨザックとグウェンダルの初めましてを読むことができて大満足  
    権力にしがみつく支配者層だらけの当時の国で、ここまでしてもらったら、そりゃあグウェンに尽くしますよね  
    というか、長兄かっこよすぎでしょう  
    最強のギャップ萌え  

    またそのうち、シリーズ読み返すかもしれない  

  • これも、アニメがきっかけ。最新刊では元鞘になったね?

  • 好きすぎて困ります

  • ファンタジー、楽しい。軽く読んでもいいし、深読みしてもいい。

  • 外伝。
    「マ王奥」はそんなにおもしろくなかったなー。先代魔王ツェリ様、何やってたの?でも、ユーリが初めて自分で考えて、政策を実行しているのはいいね。
    いつもグウェンダルや、ギュンターにまかせっぱなしだから。
    「だってお年頃なんだもん」は、それぞれの人の夢がかわいかった。アニシナは、すごいものを発明するものだ。
    「迷ううちに花は」ヨザックのお話。過去にそんないきさつがあったんだ。グウェンダルってやっぱすごいね・・・と見直した。でも、結局コンラッドとヨザックはアルノルドに行ったわけだから、「2年」の間に戦況が変わったんだなと、切なくなった。
    「星の名前」短いけれど、この話がとても好きだ。スザナ・ジュリアがどんな人だったのか、とても好感が持てる。「弱い奴が強い奴をぼこぼこにする」星座の話がいい。
    「たいせつなひとを失った」コンラッドとジュリアの関係は気になるところだけれど、アーダルベルトとの関係も気になる。今後の番外編に期待。

  • 2010年4月14日

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著者プロフィール

埼玉県在住。2000年、「今日からマのつく自由業!」にて文庫デビュー。同“まるマ”シリーズはTVアニメ化などを経て、シリーズ累計650万部の大ヒット作となる。

「2013年 『今日からマ王! 魔王誕生編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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