たとえ、それが愛だとしても (角川ルビー文庫)

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  • 角川書店 (2005年2月26日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (242ページ) / ISBN・EAN: 9784044455156

作品紹介・あらすじ

突然舞い込んで来た父の遺産。父は死んだと母に聞かされていた樹は手掛かりを探そうと帰省するのだが、母の墓前で遭遇した仲條という男と、つい一夜の過ちを犯してしまう。だが、仲條が自分の弟であることがわかり!

感想・レビュー・書評

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  •  樹は天涯孤独の身の上のはずだった。
     ずっと母子家庭で育ち、母一人・子一人で育てられたので樹は父親が誰であるかも知らずに大きくなり、樹が社会人になって一年目の夏休みにその母も交通事故で亡くなって以来、一人で生きてきた。
     そんな樹に信じられない知らせがもたらされる。
     誰ともわからなかった自分の父親が、自分の勤めている会社の社長でその社長が亡くなったため、自分にも莫大な遺産が入る、というのである。
     おまけに自分には腹違いの弟がおり、遺産を受け取らなければ会うこともできない、というのである。
     その真偽を確かめるため、帰省した樹だったが、そこで出会った仲條という男になぜか惹かれるものを感じてしまう。不思議と感じる懐かしさや湧き上がる激情に戸惑いながら、強引な仲條に引きずられるようにして関係を持ってしまう。
     後日、その仲條が自分の半分血の繋がった弟であることを知り、樹は衝撃を受ける。

     ちょっと自分の倫理観を試されるお話でした。
     どうして近親がダメなのかって、遺伝できな障害のリスクが高まるからだと個人的には思っているので、それを除けば実はそれ以外何も問題ないんじゃないかなー……? と思うだけの倫理観しか私にはないので。
     最初から子供ができたり、妊娠したり、というようなリスクのない男同士であれば、おまけに実の両親までいない、という状況であれば正直、何を問題にするのだろう……? というところ。
     さすがに、実の父親が実の子供に……だったらさすがになんかいろいろ思うところは出てくると思うんですが……。
     というわけで、個人的にはその実の兄弟だからうんぬんかんぬん的な何かはまったく問題にならなかったので、そういう意味での萌えというか勘定の揺れはまったくありませんでした。
     多分、この本、そこが読みどころだと思うんですけど……。

     そういうわけで、そこに対するものは何もなかったんですが、それを除いても十分に楽しめたと思います。

  • 弟×兄(異母兄弟) 年下攻

  • ダンボールの中@未読

  • 仲條浩平(23才・ベンチャー社長)×御堂樹(26才・広告代理店勤務)。禁断の異母兄弟モノです。母を亡くし、天涯孤独となった樹は上司・加持と関係を持った。加持が結婚しても別れることができなかった。ある日、弁護士・田村より、亡くなった勤務先の社長が自分の父親だったと聞かされる。久瀬さんの話は、これが3冊目とは思えないほど堂々としている。挿絵は3冊とも陸裕さんだ。まさにストライク!今後が楽しみな作家さんです。

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