純愛ロマンチカ (2) (角川ルビー文庫)

著者 :
  • 角川書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044455163

作品紹介・あらすじ

「俺に迷惑をかけたくないなら、一生そばにいろ」幼い頃から好きだった超有名小説家の藤堂秋彦と、念願叶って両想いになれた大学生の鈴木美咲。明日は一緒に暮らすようになって初めてのクリスマス-と胸をトキメかせていた美咲だけど、秋彦に急な仕事が入ったせいで、せっかくのデートがダメになってしまう。その上、仕事相手のイラストレーター・刈谷有志が、秋彦狙いとわかり…!?中村春菊×藤崎都で贈る、ハイパーコラボレーション妄想爆裂私小説(嘘)調子に乗って第二弾。ライバル登場な観覧車編&誕生日編を収録。

感想・レビュー・書評

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  •  幼い頃から好きだった超有名小説家の藤堂秋彦と念願かなって両想いになれた大学生の鈴木美咲。

     のシリーズ二作目。

     とはいえ、元々は「純情ロマンチカ」の妄想爆裂私小説(嘘)なので、登場人物に違和感を最初感じてしまうのは、多少はしょうがないことなんだろうな……と思います。
     やっぱりこんな素直な美咲は個人的には知らない(笑)。

     でもまぁ、ものすごく違和感を覚えるのは、最初の数ページだけで後は、「ありえないよなー……」って思いつつも何とか読み進められるので、これは作者さんのうまさなんだろうなー……とは思います。

     今回は、二作品が収録されていて。
     まず、一つ目は、秋彦さんの誕生日に美咲が気がついて、慌ててバイトを始めてプレゼントをしようと思うが、そのことを内緒にしようと思っていたら、帰りが遅いのが秋彦にばれて、あらぬ疑いをかけられて、もめてしまって、という話。
     素直に誕生日を祝おうとしている美咲が、けなげなんだけど、らしくなさすぎてつらい……。

     二つ目は、今度はクリスマスイヴを二人で祝おうとしていたら、秋彦さんに仕事が入って、美咲が引こうとするけど、実はその仕事相手が秋彦さん狙いだということがわかってもやもやする話。

     まぁ、簡単に言ってしまえば、ラヴラヴ痴話げんか。
     これだけで、単品だったら十分に楽しめると思いますが、前後の美咲とのギャップでなかなか違和感を覚えるので、なかなかすっとはいかないですが、そういうものだと思って、ノレれば楽しいと思います!

  • 宇佐見秋彦先生の、妄想小説第2弾。
    1巻が手に入らなかったので、先にこちらを読みました。

    なんというか…ウサギさんのこと知ってたら、絶対笑って読めますよ、この本。
    ウサギさん…どんだけ美咲ちゃんに甘えてほしいんだよ、そして…どんだけ自分を完璧な男にしたいんだよ!

    ま、妄想小説なんだから、現実(純ロマの世界)と重ね合わせるべきではないのだけれど…。

    さらっと、楽しく読ませていただきました。

  • 秋彦さんの妄想が爆発している…

  • ウサギさんの妄想小説www美咲ちゃんが素直(*´д`*)観覧車の話で仕事の邪魔をしないように強がるとこは可愛かったなぁ(^q^)

  • 美咲とウサギさんのキャラ設定が漫画と違う。やはり、漫画の方がいいかな。と思ってしまう。
    今回はそんなに胸キュンするような部分が個人的には感じられなかった・・・。

  • 人気作家×大学生。兄のお笹馴染みと弟の6歳歳の差カップル第二弾。少女漫画的王道、すれ違いのラブストーリー。聞き分けがいい受けがいい子過ぎて切なくもけなげでいじらしい。胸キュン的要素も多数含む。サラサラとした日常を綴ったライトな展開の割にエロは濃い。マニア的プレイ要素も含む。

  • 悪い言い方をすれば中身が本当に無い。
    良い言い方をすれば混じりッ気なしの萌えが味わえる。
    エリート大作家テンテー攻としがない(けどかわいい)受ちゃんがあけてもくれてもいちゃいちゃする話。
    ほんとになんにも考えず萌えれる。
    美味しい。

  •  マンガ「純情ロマンチカ」の中で宇佐美センセーがペンネームで書いてるとされるBL。
     うさぎさんの趣味と実益を兼ねた妄想小説ってことなので、マンガとは微妙に設定がかわってます。

     うーーーん。
     「純愛エゴイスト」の時はさほど気にならなかったんだが…。なぜに、美咲視点?
     美咲に、なんだかんだと自分の美点を語らせているのが、なんだかキモイんですけど。いや、単に普通のBLとして読めばこんなものなんだろうけど…いや、前後に中村春菊のマンガがはいるってことは、やっぱりこれはうさぎさんの妄想小説なわけで、自分の妄想でこれって、やっぱな。
     昔、某小説仲間が自作で、その女の子視点なのに「○子はか細い肩を抱きしめた」とかって書いて避難轟々だったのを思い出した。自分視点で、か細い肩はだめだろ。「肩を抱いた。手の冷たさが肩に染み入るようだった」とかってもんだろうに。
     ま、ようするに視点が甘いってことで。

     と、○○賞もとった文豪って設定なんだから、もうちょっと文章をなんとかしないとね。いくらペンネームで書いてるからっても、文体は指紋と同じようなもんだからにじみ出てくる品格ってもんがないと文豪設定はいだたけないっす。

     と、色々くさしてますが、多分このまま続巻も買います。
     って、スキなんじゃんww

  • サンタかぁ。サンタねぇ・・・。特に感じませんね。

  • 小説

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著者プロフィール

作家。神奈川県在住。
3月20日生、魚座、O型。
代表作に「トラップ」シリーズ、
「純情」シリーズ(原作:中村春菊/オリジナルノベライズ)、
「世界一初恋」シリーズ(原作:中村春菊/オリジナルノベライズ)
などがある。

「2021年 『霹靂と綺羅星 新人弁護士は二度乱される』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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