純愛ロマンチカ3 (角川ルビー文庫)

著者 :
  • 角川書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044455200

作品紹介・あらすじ

「-や、秋彦さん…ま…また、するの…?」超有名小説家の藤堂秋彦とラブラブ同棲中の鈴木美咲。「もうすぐバレンタイン」とワクワクしていた美咲だけど、秋彦を狙うイラストレーター・刈谷の罠にはまり、バレンタイン当日、秋彦とケンカをするハメに。その上、刈谷の媚薬チョコレートを食べた秋彦が、凶暴化して美咲を襲ってきて…?ハイパーコラボレーション妄想爆裂私小説(嘘)なんとうっかり第三弾。パーティ編&初詣編&バレンタイン編&描き下ろし漫画を収録。

感想・レビュー・書評

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  • このバカップルめ…!!(笑)刈谷さんは微妙だった。

  • 素直な美咲も可愛い(*/∀\*)まぁウサギさんの妄想なんですけどもwww受賞パーティー編や初詣編、媚薬チョコバレンタイン編などヽ(´ー`)ノwww

  •  この本は、漫画の「純情ロマンチカ」のウサギさんが妄想で書いた美咲を題材にしたBL小説です……という前提のお話。
     ということで、とにかく甘いです。
     ええ、もうそれはそれはゲロ甘です。
     一般庶民にはついていけないくらい甘いので、少々眩暈がするレベルです。食傷気味……。

     今回は、小説中のウサギである秋彦が、とある大きな賞を受賞してそのパーティー会場での話。
     秋彦は最後まで美咲をパーティーに連れてくることにあまりいい顔をしなかったけれど、結局、美咲の希望を優先して連れていく事に。
     しかし、案の定美咲は、会場内のあっちこっちから声をかけられるも、主役である秋彦の回りにはたくさんの人で溢れていて、なかなか美咲を助ける事ができない。
     なんとか自分で、ホールの外に逃げ出した美咲だったけれど、そこに秋彦の小説の挿絵を担当していて、秋彦のことを想っている刈谷が現れて、腹いせで美咲が襲いかかられる。
     間一髪のところを秋彦に救われてめでたしめでたしな話。

     それから次はクリスマスからお正月ネタ。
     転勤になっていた美咲の両親が帰ってきていて、クリスマスを秋彦も連れて一緒に過ごしたはいいけれど、当然のように「お正月も一緒に過ごすわよね?」と聞かれて、うまい言い訳も見つけられない美咲は、結局、お正月は実家に帰る事になる。
     せめて、秋彦も連れていければ、と思うけれど、当然のように秋彦にも「実家に帰る」と言われてしまえばそれもままならない。
     ところが、同じく実家に帰ってきた兄の一言で、美咲はそれが秋彦の強がりでしかないことに気が付く。
     そしてその勢いのまま、自宅に戻るとそこには美咲と約束したようにきちんと作られたおせちと、酔いつぶれた秋彦の姿が……というあんまりいちゃいちゃ要素の少なめの話。

     そして最後が、バレンタイン編の話。
     前日までテストだった美咲は、わざわざ大学の前まで来て宣戦布告して行った刈谷のセリフでようやくバレンタインの存在を思い出す……というか、男の美咲にとって自分がチョコレートを渡す側になるなんて想像もできなかった……というところ。
     慌てて準備するけれど、女性たちが群がるチョコレート売場には近付けないし……で、結局手作りチョコを作って渡す事にしたのだけれど、そこにわざわざ刈谷が朝一番で訪ねてきて、「媚薬入りのチョコ」なんてうさんくさいものを秋彦に食べさせようとする。
     美咲は刈谷が持ってきたチョコを食べてもらいたくなくて、それを口に入れようとするけれど、そんな怪しいものもっと美咲に食べてもらいたくない秋彦が結局は口にしてしまう。
    「効果はない」と言って刈谷を追い返すことにはなんとか成功した美咲たちだったけれど、実は効果は絶大で秋彦がとんでもないことになってしまう。
     そこを美咲が「責任をとる」と言い出して……というとびっきりいちゃいちゃな話。

     この三作の間、純情ロマンチカの美咲は一向に姿を見せず。
     最後の全てが終わってからようやく姿を見せて、あろうことか自分からファンからウサギ宛てに送られてきた媚薬入りチョコを自分で口にしてしまって、そのままウサギにおいしくいただかれてしまう……というオチでした。
     美咲はバカなんだろうか……笑

     ただひたすらバカップルがいちゃいちゃしている話を読みたい人にはオススメですが、山も谷もない、本当にたーだいちゃいちゃしているだけなので、山とか谷とかあって、ようやく辿り着いてラブラブになる系の話を読みたい人には全くオススメしません。
     食傷気味になってちょっと疲れました。

  • 受賞パーティ
    初詣
    バレンタイン


    いつもどおりラブラブです

  •  中村春菊の「純情ロマンチカ」の小説家宇佐美が書いた妄想小説…。

     はいはい。
     これが、ウサギさんの妄想なら、ウサギさん、めちゃ歪んでるよとまぁ、シリアスに思ったりするのである。
     つか、ようするに、いわゆる<楽屋おち>かねぇ。

     とはいえ、記憶喪失のくだんは、面白かったっすよ。
     ご都合ですがww

     にしても、男性はたいへんだね。
     よーするに、もよおすと実行に移さないとおさまらない、ってことなんしょ?
     いやあ、体力あるわ、と…まるで近所のおばちゃんだなww

  • 小説

  • <後日更新>

  • 甘い(苦笑

    藤崎さんの他の本とは文章の感じが違うんですが
    これはウサギさんが書いているという設定だから…?

  • 中村春菊&藤崎都のコラボ作品第3弾

    もうラブラブ過ぎて・・・目を覆い隠してしまう(笑)


  • 3〜5まで持ってます。
    はずかしいから三巻だけ><

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著者プロフィール

作家。神奈川県在住。
3月20日生、魚座、O型。
代表作に「トラップ」シリーズ、
「純情」シリーズ(原作:中村春菊/オリジナルノベライズ)、
「世界一初恋」シリーズ(原作:中村春菊/オリジナルノベライズ)
などがある。

「2021年 『霹靂と綺羅星 新人弁護士は二度乱される』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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