千の翼の都―翡翠の怪盗ミオン (角川ビーンズ文庫)

著者 : 樹川さとみ
制作 : 鈴木 理華 
  • 角川書店 (2003年10月発売)
3.42
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  • 10レビュー
  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044458027

作品紹介

『ルムラ』。それは黒アゲハと呼ばれる神出鬼没の怪盗。女性たちの憧れの君で、王都巡検使を務める青年貴族ジューロは、ある夜、その『ルムラ』を捕らえようとし、とり逃してしまう。怒り心頭で帰宅した彼を出迎える、ひとりの少女-ジューロの屋敷に仕える侍女のミオン。ドジでぼんやりしたところのあるミオンだが、実は彼女こそが、『ルムラ』の正体だった。妖精を相棒とし、主人を欺いて、夜に舞うミオンの目的とは…。

千の翼の都―翡翠の怪盗ミオン (角川ビーンズ文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 大好きなで本です!!
    一冊で終わるのはもったいないくらい。

  • (2003.11.21読了)(2003.11.15購入)
    副題「翡翠の怪盗ミオン」
    千の翼の都の巡検使の長、ジューロ・カイワン。その妹ヴィエナ・カイワン。この妹は母親が鬼に殺された時のショックで、口が利けない。ヴィエナの侍女に新しく就いたのは人間世界の生活がまだよくわからないミルン。翡翠の瞳をしているので、人に見られないようにうつむいておとなしそうにしている。薬草の知識がある。
    都を騒がせているのは、怪盗ルムラ。大貴族を次々と襲い宝物を奪ってゆく。
    副題からわかるとおり怪盗ルムラは、実は侍女ミルンな訳ですが。
    ミルンは、人間に追われた「山野の民」に育てられた人間の娘なのだが。
    ミルンは、「山野の民」のために、破壊された守護石のかけらを集め「山野の民」の再興を試みようとしたのだが、ジューロ・カイワンに恋してしまった?
    ミルンには、人には見えない妖精が憑いていてあれこれと話しかけてくる。ミルンの心に住む妖精のようで、ミルンが存在を望めば存在できるが不要と思えば消えてしまう。
    (人間の小さい子供にもこのような友達が存在することがある。僕の二人目の子供で経験した時はびっくりしてしまった。物の本で、そのようなものの存在を知り納得した。
    我が子には、そんな友達なんかいないだろうとか言って否定する事はしなかった。そうなのよかったね!と同意してあげているうちにいつの間にかその友達はいなくなった。子供は、今そんな話をしても覚えていないという。)

    まあ、ほどほど楽しめるファンタジーといえるかと思います。

    著者 樹川 さとみ
    1967年1月24日 鹿児島県生まれ
    佐賀大学教育学部卒業
    1988年 ウィングス小説大賞入選
    著書に「楽園の魔女たち」等がある

    ☆関連図書(既読)
    「女神の刻印1 予言の守護者」樹川さとみ著、中央公論社、1998.07.25
    「女神の刻印2 永遠の誓い」樹川さとみ著、中央公論社、1998.09.25
    「女神の刻印3 紫蝶の紡ぐ夢」樹川さとみ著、中央公論社、1998.12.20
    「女神の刻印4 仮面の聖者」樹川さとみ著、中央公論新社、1999.07.25
    「穢土」樹川さとみ著、エニックス、2001.05.11
    「死神見習い修行中」樹川さとみ著、角川ビーンズ文庫、2001.11.01
    「ブラインド・エスケープ」樹川さとみ著、富士見ミステリー文庫、2002.12.30

    (「BOOK」データベースより)amazon
    『ルムラ』。それは黒アゲハと呼ばれる神出鬼没の怪盗。女性たちの憧れの君で、王都巡検使を務める青年貴族ジューロは、ある夜、その『ルムラ』を捕らえようとし、とり逃してしまう。怒り心頭で帰宅した彼を出迎える、ひとりの少女―ジューロの屋敷に仕える侍女のミオン。ドジでぼんやりしたところのあるミオンだが、実は彼女こそが、『ルムラ』の正体だった。妖精を相棒とし、主人を欺いて、夜に舞うミオンの目的とは…。

  • 昼はドジでのんびり屋な侍女、夜は怪盗いわゆる義賊のある意味王道なストーリー
    アラブ系ファンタジー? 絵に惹かれ購入
    アラジン的な生活背景が想像できた
    読切のため謎なままなとこも残って気になったが、ストーリー自体は面白かった。 
    続けようと思えば続けられそうなので続編が出てくれると嬉しい

  • あれ?この本加えてなかったっけ?ってことで。
    もうずいぶん前に買った本ですね〜高校生くらい?それでも時々引っ張り出してきてます。つーか昨日の夜ふいに思い出して引っ張り出してきました。笑。
    いいですね。ラノベのポイントをしっかり押さえつつもおしつけがましくない。無駄にべたべたしない。でも甘さがちゃんとある。
    あとがきで「衣食住」を意識と樹川さんもおっしゃられてましたが、それってすごく大事だと思います。あと、物語の中の想像上の食べ物の名前とか出てきてもそれを読者に説明しない姿勢に惚れました。こっちの世界でもまるで存在しているかのように名前がぽっと出されてますが、案外混乱しないものなんですね。むしろそれが物語に引き込ませるというか。
    年甲斐もなくラノベだけどこの本はもうしばらく売れないな…本棚に大切にしときます。

  • 1冊読みきりで終わってしまって欲しくない!
    感動します!
    「山の民(リャイ)」から「二番目(人間)」が都と宝を奪って数十年。リャイに育てられた人間ミオンは山の民の宝を取り返す為、怪盗として人を傷つけずに貴族の館を襲う。貴族の子息であり都の巡検士長であるジューロの館に侍女として入り込み、自分を偽り隠しながら過ごしながらも、ジューロとの間に不思議な刺激を受けていく…。
    ジューロのささやかな一言が、居場所を求めてやまなかったミオンを救う。ハッピーエンドとはいえないけど、続きを書いて欲しい!!ちょい役の王様なんかも良い味出してるし。

  • 続編出ないのかな。おとなしくて何もできない少女が実は世間を騒がす怪盗。卵をすべて回収はさすが。

  • アクションもありますが、読み終わった後ちょっとしんみりして、どうなるのかなぁって思いました。(ドキドキではなく☆)

  • 正統派、って感じ。

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