ダルリアッド駆け抜ける蒼き宿命 (角川ビーンズ文庫 19-1)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044465018

作品紹介・あらすじ

並外れた剣技と美貌を持つダルリアッドは、戦場で死にかけていたところを、人間の世を玩具のように弄ぶ、圧倒的な存在の闘神ルーグに助けられる。神の愛人として永遠に生きることになったダルリアッドは、神の手に抱かれつつも、なおも死を望んでいた。ルーグは自分を拒み続けるダルリアッドの悲しみを癒すために、彼の一族を滅ぼした王への復讐を遂げさせることにするのだが…。神の謀る、新しい王の物語が始まる-。

感想・レビュー・書評

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  • 闘神ルーグに愛されたことで、神の愛人として永遠に生きることを強いられた青年ダルリアッド。人の運命をもたやすくもてあそぶ神の腕に抱かれながらも心は拒絶し続ける。神々と人の近しい世の物語。レーベルと作者の傾向により直接的な表現はなくおとなしめ。結構好き。

  • 挿絵が小田切先生だったから買った本ですが、内容もすごく気に入ってます。
    強く美しい人間をそばに置きたくて同じ時をすごさせる神と、死にたいのに死ねない人間との切ないお話。

  • きれいな表紙に一目ぼれ。
    後半はちょっとついていけなかったので、暇があったらもう一度読み直したい本です^^

  • ダルリアッドシリーズ全3巻の第1巻。
    これが一番好き。
    望んでもいないのに永遠の命を与えられた美青年と神様の話。

  • 全3巻。
    神に愛された美貌の青年とその神との葛藤を描いた、イングランド神話風のファンタジー。

    作者さまの公式サイトにその後のその後の番外編1編展示されています(ダルリアッドのその後が気になる方はぜひ)→http://members.jcom.home.ne.jp/y.komazaki/

  • 『足の無い獅子』の名前は知ってたけど、駒崎さんの作品を見たのはこれが初めてでした。最後ぼろぼろ泣きすぎて、本当に良い話なんだなぁと実感。これで小田切さんも好きになりました。

  • エイルバート王子が物凄く好きなので一巻が好きです。(影の主役だと思っている…)この方の作品はこういうポジションのキャラがいい味を出していると思う

  • 実はアオリ文を読んで、以前からどきどきしていた作品でした。
    ど、どんなめくるめく耽美な世界が…! と。
    トゥーレは悲しい人ですね。どれほど同族を愛し、誇りにしていたのでしょう。ルーグはとてもむごいことをしたものです。
    きっとこれがBLならば、ルーグはトゥーレを心底愛し、独占欲が強く、またそんなルーグにトゥーレも心惹かれて、丸く収まるのでしょう。でも、これはBLではないから。
    挿絵が綺麗ですね。

  • 神に愛されたがゆえに不老不死になってしまった美しき青年の物語
    ちょっとBL要素アリ
    結構最終巻衝撃でしたよ

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