星屑のさなぎ 歓楽の都 (角川ビーンズ文庫 19-7)
- 角川グループパブリッシング (2008年11月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044465070
作品紹介・あらすじ
怜悧な美貌を持つ極上の「宝石」・ショウ。英国屈指の大貴族の息子で"歓楽の都"レーンの専属医・レイ。ある日、レイのもとに、王宮から極秘の使者が現れた。待っていたのは、困惑した国王と、スペイン王子との婚約を前に妊娠した王女。そして二人の人物が父親だと名乗りでた!しかもその騒動の裏では、国家を揺るがす陰謀が渦巻いていて-!?情報を駆使してレイとショウが事件を暴く!19世紀英国・王宮ミステリー。
感想・レビュー・書評
-
絵描き買いをしたので知らなかったのですが、シリーズなのですね、この作品。一つの作品としても読めますが、これを読んで前の巻などを読んでみたいとは思えなかったです。
おそらく、この作家も私にはお初の作品。遡ることもせず、私の好みとは異なる作風で戸惑いました。
最初はビーンズで少年愛…らしきものをにおわせていたので大丈夫かと思っていたのですが、恋愛を押しているわけでもなく、ドタバタなミステリーを押しているのかと思いましたが、そちらで魅かれるものもなく。
ところどころ浅くて私は好みではなかったです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
レーンにレイの兄が訪ねてきてショウとの関係を清算するようにと言う。
後日王室に呼ばれたレイは王女の妊娠を知り、しかもその父親として兄が名乗りをあげているのを聞く。 -
王室スキャンダルとか身分違いの恋というのがキーワードかな。あと政略結婚か。
定番のネタに加えて駒崎先生お得意のドラマ性のある事件解決の展開で読み応えがありました。
個人的にメロドラマ方面より政治的な事件とかの方がやっぱり好みみたいです。
今回はドクターの出番も多かったですね(笑)。 -
角川ビーンズ文庫って、ホント、カテゴリに迷うんですがレーベルは(多分)少女小説のハズ;
再開、おめでとうございます!(イラストレーターさんが変わっても、登場人物たちのイメージがそれほどブレなかったことに感謝v)
題名の意味を知ったとき、何だかひどく切なくなりました。大局としてはそれが適切な行動だと分かっていても、現実ってシビアだなぁと。 -
久しぶりのこのシリーズの新刊。
超楽しみにしてました。
今回は、個人的にレイとショウの絡みより、ヒューとショウのほのぼのな絡みの方が印象に残ってます。
次の巻が楽しみです。 -
三年ぶりなんでしたっけ。<br>
挿絵も変わってしまい(致し方ない事だったとはいえ、雪船絵のがやっぱ……)、気分も新たに再出発であります。<br>
話的には、家族暴露大会??<br>
バカ兄貴に、大家族スペシャル、きました(笑)<br>
まあ、おもしろかったっす。<br>
二人のドキワクはちょい微妙やったけど。 -
久々に出たシリーズ最新作。
この作品からイラストレーターが変更になりました。
私はこの方の絵も好きなので、あまり違和感はありませんでした。
お話はいつもながら面白かったです。 -
発売を待ちに待っていたもの。
やっと出た!嬉しいです。挿絵なんかいらないから、早く発売して、とずっと思っていたくらいです。
この巻から挿絵が変わりました。
できるだけ同じような雰囲気の人を持ってきたのか、今度のイラストレーターさんが前の方の雰囲気に寄せてくれたのかは分かりませんが、挿絵の違いでそこまでの違和感はありませんでした。
レイ除く。レイは、前の方のほうが好みです……。言ってもせん無いことです。
内容もいつもどおりに面白く。
レイとショウの関係がちょっと進んだ感じかしら。
これ以上進んだらビーンズじゃなくなってしまう(笑)
でも、二人には幸せになってもらいたいなぁ。
あ、ヒューの弟が可愛かったです。