ミルククラウンのゆううつ (角川ルビー文庫 83-2)

著者 : 崎谷はるひ

• KADOKAWA (2002年12月1日発売)

作品紹介・あらすじ

夏休みになれば、恋人の高遠とずっと一緒にいられる…?過去の苦い記憶から、人と接することが苦手な高校生・雪下希の淡い期待は、プロのサックスプレイヤーである高遠がツアーのバックメンバーとして参加することになったせいで、あっけなく消えてしまった。そんな時、落ちこむ希にさらに追い打ちをかけるかのように、高遠と女性アイドルとのスキャンダルが-!?ミダラなオトナの指先に、甘く癒されていく…エクスタシーラブロマンス第二弾。

感想・レビュー・書評

[彩波（いろは）さんの感想 · 2023年4月10日]

　夏休みになれば、恋人の高遠とずっと一緒にいられると思っていた高校生・雪下希。ところが恋人の高遠がツアーのバックメンバーとして参加することになったせいで、予定は真っ白になってしまった。
　そんな時、高遠と女性アイドルとのスキャンダル、しかもそれがよりによってあのグループで!?

　という話でした。
　うーん……情緒不安定な希に追い打ちをかけるような高遠の仕打ちはまあまあなんですけど……
　お互いに言葉が足りないよね……と思いました。

　高遠が希のことを好きになった理由もわかったしなんだかしっとりしましたがちょっと物足りなかったかなあと思います。

[クロサキさんの感想 · 2014年4月17日]

攻めの高遠が好きになれない。。。。

[aliceさんの感想 · 2012年12月28日]

追い込まれる希の気持がぐんぐん迫って泣けました。その分、クライマックスの高遠が可愛い！高遠に関して言うとこの巻のほうがよくわかるので、一巻目より深くて面白かったかな。続編も読むと思います^^

[苗木さんの感想 · 2011年2月7日]

ブルサウシリーズ２作目
二人の過去の接点が描かれます

[ariesさんの感想 · 2011年1月16日]

ミルククラウンのためいきの第二弾。
高校生の望はミュージシャンの恋人高遠と長い時間会えるだろうと夏休みを心待ちにしていた。しかし、ツアーのバックバンドとして夏中、休みがないと言われ落ち込む。しかもそのグループは望の昔居たunbalancedで更に気落ちし、そのボーカルと高遠の週刊誌の記事に気持ちはぼろぼろで。

トラウマ持ち・望の自信回復に繋がる成長物語。何故、自分なんだろう、遊びではないのか？全身で愛されているという自信を持てない望は、色んな不満を高遠にぶつけることが出来ずに悶々とする。高遠もとにかく無口なので自信のない望にしてみれば、全く信じられない。

【ネタバレ】
いつも自分に対して懐かしそうな顔を向ける高遠は、“実は玲二に似ている”から付き合ってくれているのではないか？と望は思っていて、それにも悶々としといる訳なのだが、実はアイドルグループ時代に高遠は小さな望と会っていた。そして悩んでいた高遠の渡米を決心させた超本人だったのだ。懐かしくもなる…そんな望を強引に自分の物にしてしまったという後ろめたさ。
分かってしまえば何の事はないのだけれど、延々と悩む望は可哀想でした。

Ｈシーンは回数は少ないものの、最後は濃かったです。

[りるさんの感想 · 2010年9月27日]

『ミルククラウンのためいき』
⇒『ミルククラウンのゆううつ』
『ミルククラウンのとまどい』
『ミルククラウンのくちびる』
『ビターショコラの挑発』　スピンオフ

[和さんの感想 · 2010年3月22日]

ミルクラシリーズ２巻。
これまた会話が足りなくて、誤解を生みまくり…なお話でした。
でもまさかあんな時から…高遠さんある意味一途だね〜(笑)

[chibilaさんの感想 · 2010年3月4日]

ミルクラ2
2冊目もいい。増えていく登場人物も1冊目から関係していて、自然だし。伏線のはりかた上手いです。
希のヤキモチがかわいい。

[サボカンさんの感想 · 2008年5月19日]

あらすじ：こんなにどきどきしちゃうのに、なんで不安になっちゃうんだろう……
恋人の高遠と一緒にいたい一心で、夏中バイトをすることにした希。だが当の高遠は仕事が入ってしまい、全く会えなくなってしまう。そのうえ不安になる希に追い打ちをかけるような事件が起こり……。
夏休みになれば、恋人の高遠とずっと一緒にいられる…?過去の苦い記憶から、人と接することが苦手な高校生・雪下希の淡い期待は、プロのサックスプレイヤーである高遠がツアーのバックメンバーとして参加することになったせいで、あっけなく消えてしまった。そんな時、落ちこむ希にさらに追い打ちをかけるかのように、高遠と女性アイドルとのスキャンダルが―!?ミダラなオトナの指先に、甘く癒されていく…エクスタシーラブロマンス第二弾。

[伏龍 亮さんの感想 · 2008年4月27日]

ミルククラウンシリーズ-02

著者プロフィール

小説家。3月16日生まれ、九州出身。
1998年、『楽園の雫』でデビュー。
ブルーサウンドシリーズ」や「白鷺シリーズ」「グリーン・レヴェリーシリーズ」など、多くのシリーズ作品を生み出したほか、漫画原案なども手掛ける。代表作として『トオチカ』など。