恋は乱反射する。―1st Love“初恋” (角川ルビー文庫)

著者 :
制作 : 冬乃 郁也 
  • 角川書店
3.18
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本棚登録 : 231
レビュー : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044468163

作品紹介・あらすじ

幼い頃から病弱で、両親からも顧みられなかった澄音は、親がわりにずっと面倒を見てくれている遠縁の弁護士・宇梶宗佑のことを密かに想い続けていた。しかし、溺愛と言えるほど澄音を大事にする彼との距離は、近すぎて却ってままならない。そのうえ宗佑の気持ちを知りたくて、幼なじみの月花と付き合うことにしたと告げてみても、逆にあっさり応援されてしまう。だが、自棄になって自宅を飛び出しかけた澄音は、宗佑に押しとどめられ、抗うこともできずに抱かれてしまい-。

感想・レビュー・書評

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  • 実の両親から病弱であるために、厄介者扱いされて育った澄音は、命を落としかけたところを遠縁の親戚である宇梶宗佑に救われる。
    それ以来、澄音には宗佑しかおらず、また、弁護士となった宗佑も、澄音を溺愛と言えるほどに大切にしていた。

    ところが、澄音は次第にそんな関係にだんだんとしんどさを感じ始めるようになった。
    澄音の宗佑に対する想いは肉親に対する愛情ではなく、欲情を伴うものに変わっていってしまったからだ。

    そんな状況に煮詰まってしまった澄音は幼馴染みの月花と付き合うことにした、と告げてみても逆にあっさりと応援されてしまう。しかし、自棄になって自宅を飛び出しかけた澄音は、宗佑に押しとどめられて、抗うこともできずに抱かれてしまい、という話でした。

    えーっと、最初はただひたすらに澄音が病んでる話だったと思うんですけど、読み進めてみれば、病んでいたのは澄音よりも宗佑だった……というかなりホラー要素の強い話になってしまいました。
    なんだかすごく要素だけみれば王子様なんですけど、まったく王子様ではない、どろどろの束縛王でした……怖い。

    なんだかもう、依存が依存を呼んでしまった話だと思うんですが、ただひたすらに束縛攻めが好きな話がお好きな方にオススメします。

    ちなみにこれはコミックスと文庫のコラボしている話だったりもするので、ぜひコミックスも読んでみたら謎が解けてすっとするところもあるかもしれません。

  • 攻め様の紫の上計画、見事です!
    ラスト付近の月花とのさっぱりとしてるんだけど不健全な会話がなんともオカシイ!

  • 崎谷作品では低め評価です。
    このシリーズを知ったのはコミックを読んだのがキッカケ。コミックのお話はすごく好みで作品のスピンアウト(本当はコミックの方がなんでしょうが、)を読んでみたかったんです。このふたりはこれで幸せなんだろうけど・・・結構な抵抗が私自身にはありました。
    おかげでこの次(これも違うカプなんですが・・・)は読めなかったです。

  • 光源氏タイプ子育て系
    いや、受の子がそれでいいんなら良いんですけどね…。
    この手の恋愛、双方ホントに幸福なのかなぁ?って思っちゃうんですよね。
    共感できないと、読後感スッキリしないし~。

    あらすじ
    幼い頃から病弱で、両親からも顧みられなかった澄音は、親がわりにずっと面倒を見てくれている遠縁の弁護士・宇梶宗佑のことを密かに想い続けていた。しかし、溺愛と言えるほど澄音を大事にする彼との距離は、近すぎて却ってままならない。そのうえ宗佑の気持ちを知りたくて、幼なじみの月花と付き合うことにしたと告げてみても、逆にあっさり応援されてしまう。だが、自棄になって自宅を飛び出しかけた澄音は、宗佑に押しとどめられ、抗うこともできずに抱かれてしまい―。

  • 超過保護”育てモノ”
    親のネグレクトでほったらかしにされていた持病を持つ澄音の保護者として育てる遠縁の弁護士・宇梶宗佑。
    澄音は18歳になって宗佑を意識せずにはいられないが、宗佑の優しさはあくまでも保護者としてのそれで・・・。
    まー、なんと言うかある意味ドリームな”育てモノ”って感じで。
    理想の子供に育てた澄音を誰にも渡さない俺様弁護士ってところかな。
    そこそこ面白かったけど、あんまりのめりこめない話かなー。

  • 乱反射シリーズ。
    子育て系というか光源氏的な話w
    『少年人形』と似てるかな?こっちは受けが可愛いけど^^

  • 『恋は乱反射する。-0 or 0 ≪恋がはじまる≫』コミックス
    ⇒『恋は乱反射する。-1st Love <初恋>』
    『恋は乱反射する。-2nd to none <ひけをとらない>

    冬乃郁也さんとのコラボ作品 

  • 恋は乱反射する。(文庫Ver.)-01

  • 緒方澄音<おがたすみと>は幼いころから自分を育ててくれた宇梶宗佑<うかじそうすけ>に恋焦がれている。親に見捨てられても、彼が大事にしてくれるならいっそ嬉しい、そんなふうにただ宗佑ひとりに想いを捧げるけれど、年齢差は十六歳、完璧な大人と保護されるだけの自分では、見こみもあるわけがない。
    思いつめる澄音に「いっそ揺さぶりをかけてみろ」と幼馴染みの月花<るか>が擬装交際を唆す。だが宗佑は笑ってそれを許諾してしまい――。


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著者プロフィール

小説家。3月16日生まれ、九州出身。
1998年、『楽園の雫』でデビュー。
ブルーサウンドシリーズ」や「白鷺シリーズ」「グリーン・レヴェリーシリーズ」など、多くのシリーズ作品を生み出したほか、漫画原案なども手掛ける。代表作として『トオチカ』など。

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