恋は乱反射する。1st Love〈初恋〉 (角川ルビー文庫 83-16)
- KADOKAWA (2006年11月30日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044468163
作品紹介・あらすじ
幼い頃から病弱で、両親からも顧みられなかった澄音は、親がわりにずっと面倒を見てくれている遠縁の弁護士・宇梶宗佑のことを密かに想い続けていた。しかし、溺愛と言えるほど澄音を大事にする彼との距離は、近すぎて却ってままならない。そのうえ宗佑の気持ちを知りたくて、幼なじみの月花と付き合うことにしたと告げてみても、逆にあっさり応援されてしまう。だが、自棄になって自宅を飛び出しかけた澄音は、宗佑に押しとどめられ、抗うこともできずに抱かれてしまい-。
感想・レビュー・書評
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腹黒だけど超絶甘い弁護士と
その青年に育てられた病弱美少年との過保護ラブ詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
攻め様の紫の上計画、見事です!
ラスト付近の月花とのさっぱりとしてるんだけど不健全な会話がなんともオカシイ! -
光源氏タイプ子育て系
いや、受の子がそれでいいんなら良いんですけどね…。
この手の恋愛、双方ホントに幸福なのかなぁ?って思っちゃうんですよね。
共感できないと、読後感スッキリしないし~。
あらすじ
幼い頃から病弱で、両親からも顧みられなかった澄音は、親がわりにずっと面倒を見てくれている遠縁の弁護士・宇梶宗佑のことを密かに想い続けていた。しかし、溺愛と言えるほど澄音を大事にする彼との距離は、近すぎて却ってままならない。そのうえ宗佑の気持ちを知りたくて、幼なじみの月花と付き合うことにしたと告げてみても、逆にあっさり応援されてしまう。だが、自棄になって自宅を飛び出しかけた澄音は、宗佑に押しとどめられ、抗うこともできずに抱かれてしまい―。 -
超過保護”育てモノ”
親のネグレクトでほったらかしにされていた持病を持つ澄音の保護者として育てる遠縁の弁護士・宇梶宗佑。
澄音は18歳になって宗佑を意識せずにはいられないが、宗佑の優しさはあくまでも保護者としてのそれで・・・。
まー、なんと言うかある意味ドリームな”育てモノ”って感じで。
理想の子供に育てた澄音を誰にも渡さない俺様弁護士ってところかな。
そこそこ面白かったけど、あんまりのめりこめない話かなー。 -
乱反射シリーズ。
子育て系というか光源氏的な話w
『少年人形』と似てるかな?こっちは受けが可愛いけど^^ -
『恋は乱反射する。-0 or 0 ≪恋がはじまる≫』コミックス
⇒『恋は乱反射する。-1st Love <初恋>』
『恋は乱反射する。-2nd to none <ひけをとらない>
冬乃郁也さんとのコラボ作品 -
恋は乱反射する。(文庫Ver.)-01
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緒方澄音<おがたすみと>は幼いころから自分を育ててくれた宇梶宗佑<うかじそうすけ>に恋焦がれている。親に見捨てられても、彼が大事にしてくれるならいっそ嬉しい、そんなふうにただ宗佑ひとりに想いを捧げるけれど、年齢差は十六歳、完璧な大人と保護されるだけの自分では、見こみもあるわけがない。
思いつめる澄音に「いっそ揺さぶりをかけてみろ」と幼馴染みの月花<るか>が擬装交際を唆す。だが宗佑は笑ってそれを許諾してしまい――。