瑠璃の風に花は流れる 海碧の賢者 (角川ビーンズ文庫 50-10)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044471132

作品紹介・あらすじ

「私は芦琉と約束したんです。離れないって」黒嶺と紫洞、両軍のにらみ合いが続くなか、神獣との激突以来目覚めない芦琉をめぐり、紛糾する黒嶺陣営。緋奈は、悪しき運命を引き寄せる存在と責められるが、芦琉を救うまでは側にいると決意する。占者・氷高の示した導きに、わずかな可能性を求め、荒れ狂う嵐の海に命がけで挑む緋奈を待ち受けていたのは-!?大人気エイジアン・ラブ・ファンタジー第八弾。

感想・レビュー・書評

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  • 前巻のラストで青琳により倒れてしまった芦琉がどうなったのか・・・ドキドキしながら読み始めたけれど、緋奈の勇気によって、意識を取り戻す。
    光夜の潔さがあったり、冬麻と勇浬のかけあいがあったり、周囲を取り巻く人たちの持ち味が十分に生かされていて楽しく読んだ。
    さて、暴走?する芦琉と葛城たちの信頼を得た緋奈がどうなっていくのか、次巻も楽しみ♪

  • 前巻の水稀に続き、芦琉にも。そろそろ核心でてきて欲しいところです。

  • 前巻の最後で、リュウと激突して、目覚めなくなった芦琉ですが、その芦琉のそばで必死になっている緋奈に、黒嶺の皆さまがキツイ言葉を投げかけてて、緋奈にちょっと同情です。

    緋奈の活躍で、なんとか芦琉は目を覚ましましたけど、なんか元の芦琉とは違う黒い芦琉もいるみたいだし、なんか暁槻の歴史もからんで、物語が怪しい方向に進んでいきそうです。

    なんで紫洞も黒嶺も暁槻再興を目指すのか?
    芦琉の「しるし」ってなに?
    芦琉の母上は一度も出て来てないけど、何をしてるの?
    リュウとホウオウはでてるけど、黒嶺の守護であるキリンはいったい?

    とか、疑問が一杯です。
    話を広げ過ぎて、ちゃんとまとまるのかも心配ですけど。

    今まで、キャラたちの軽口が面白かったんですけど、この巻の特に最後の方なんか、無理に軽口叩いているって感じがして、なんか切ない。芦琉がこれからどうなるのか、あー気になる。

    そういえば、この巻では、深波が最初しかでてなかったです。話が広がりすぎて、もはや深波も脇役になってしまったんでしょうか。緋奈の弟王子の水稀もなにやら黒い気配を醸し出してましたし、もしかして、深波VS芦琉じゃなくて、最後は水稀VS芦琉なんかなぁ。水稀って芦琉嫌ってますしね。
    個人的には、水稀のような無邪気さにかこつけた残酷な子って嫌いです。

  • 2010年5月9日

  • ついに芦琉の秘密が絡んできました!これからどうなるのか、どこまで行くのか、あの二人はいったいいつになったら結婚できるのか・・・! 笑

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