ロイヤルマリアージュは永遠に (角川ルビー文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044486273

作品紹介・あらすじ

欧州の小国で修業中の見習いソムリエの准也は、「欧州社交界一のプレイボーイ」と名高い公爵・アレクシスと出会う。准也の勝ち気な性格とワインのセンスを気に入ったアレクシスは、准也を専属ソムリエに抜擢。准也は彼の屋敷に住み、夜ごと二人きりでワイン選びのテストをすることになる。お互いのワインへの情熱を知るほどに、深まっていく興味と恋情。深夜の逢瀬は、いつしか睦言のように、甘く淫らな色を帯びてゆき-。恋の美酒に酔う華麗なるロイヤルロマンス。

感想・レビュー・書評

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  • ◎総合評価 4
    ◆ヒロイン? 4  ◆ヒーロー? 4
    ◆純愛 5     ◆情熱 3
    ◆さわやか 4   ◆セレブ 3
    ※主人公が頑張ってる姿がかわいい。主役二人が結構ぎりぎりまで自分はゲイじゃないと信じているあたりがちょっと新鮮だった。

  •  欧州の小国で修行中の見習いソムリエの准也。
     准也は元々、日本で生活をしていたが、ソムリエをしていた祖父に憧れ、ソムリエの道を志す。
     けれど、祖父の下で修行中に、祖父と祖父の勤めるレストランの経営者が相次いで倒れ、そのツテをたどって、ソムリエ修行のために欧州の小国までやってきたのだった。
     ところが、その修行に赴いた先は、先代の時代とソムリエだけでなく、シェフや経営者すべてが入れ替わってしまっていて、見習いである准也は散々な扱いを受け、何のポリシーも感じられない店にも愛想をつかしかけていた。
     准也をただそこに繋ぎ止めていたのは、自分をこの店に紹介してくれた祖父への恩と、日本へ帰るためのお金もない、ただそれだけであった。

     そんな店に、公爵位を持ち、「欧州社交界一のプレイボーイ」と浮名を流す、アレクシスがやってきた。
     たまたま准也のソムリエバッチを拾ったアレクシスは、准也を自分のテーブルへと呼び寄せ、ワインを選ぶように命じる。
     そのワイン選びのセンスと、ワインに対する真摯な姿勢を気に入ったアレクシスは、アレクシスと話し込んだことで、店を辞める決意をした准也を専属のソムリエとして雇いたいと申し出る。
     失業したことで家も失ってしまった准也に、彼の屋敷に住むように提案し、老いた現在のソムリエに師事するように勧める。
     准也は願ってもいない環境に、喜びを隠し切れないが、アレクシスは「お仕置き」という名目で准也に手を出してきて……

     という話でした。
     一目合った時からなんとなく惹かれあって。
     お互いの興味を持つものがいっしょだったことから、もっと距離が縮まって。
     ついに気持ちを抑えきれなくなったアレクシスが准也に告白するが。
     准也はアレクシスの体面を慮って、一旦は離れるも。
     そんな准也をアレクシスが迎えに行ってハッピーエンド。

     割と、最初からなんとなく甘い雰囲気が流れている話なので、甘めの話がお好きな方にはオススメだと思います!

  • ワインや食べ物に関する描写力は半端なく、勉強になる以上に頭にはてなマークが飛び交うような部分もありましたが、そこが逆に知らない世界の二人を客観的に見ている感じがして読みやすかったです。

  • (あらすじ)
    欧州の小国で修業中の見習いソムリエの准也は、
    「欧州社交界一のプレイボーイ」
    と名高い公爵・アレクシスと出会う。
    准也の勝ち気な性格とワインのセンスを気に入ったアレクシスは
    准也を専属ソムリエに抜擢。
    准也は彼の屋敷に住み、
    夜ごと二人きりでワイン選びのテストをすることになる。
    お互いのワインへの情熱を知るほどに、深まっていく興味と恋情。
    深夜の逢瀬は、いつしか睦言のように、
    甘く淫らな色を帯びてゆき―。
    恋の美酒に酔う華麗なるロイヤルロマンス。

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