まだ愛に届かない (角川ルビー文庫)

著者 : 火崎勇
制作 : 麻生 海 
  • 角川書店 (2005年4月28日発売)
3.24
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  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044490072

作品紹介

酔った勢いで会社の後輩・千谷と一夜の過ちを犯してしまった鷺沼。それから数ヶ月。「好きだから抱きたい」という千谷に「遊びなら」と応え、体の関係だけを続けている。抱かれるたびに千谷に溺れていく自分を自覚しつつも、鷺沼には決して千谷に「好き」と告げることができない事情があった。そんなある日、自分とは正反対の「可愛くて素直」な男が千谷を好きだと言い出して…!?愛してると言い出せないのは貴方のせい-素直になれない大人達の意地っぱりラブ・ロマンス。

まだ愛に届かない (角川ルビー文庫)の感想・レビュー・書評

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  • ★4.0。年下ワンコ×ツンデレ美人のオフィスラブと思いきや、執着攻×執着受(女王受)のヤンデレ合戦だわ!臆病に攻の恋情を拒絶しながらも、セフレという大義名分や先輩という立場を利用して攻を独占したがる受が本当に卑怯で醜い…が!醜いとわかっていても攻への執着を止められない受と、やり場のなさから受への執着と独占欲ばかり募らせる攻がそれぞれ追い込まれて行く様子に萌え!感情が決壊するような怒涛のクライマックスに少しホロリ。拗れる前の良き先輩後輩だった頃の二人、恋人になってからのラブラブ後日談をもっと見たかったなあ。

  • 自分だって攻のことが好きで、本当は両思いなのに。
    自分勝手な思い込みから攻に対して腰が引けてしまって
    好きという感情を押し殺し、ひたすら攻に辛くあたってしまうよく分らない受が主人公。
    こんなツンツンな受に翻弄されてしまう攻が、ひたすら気の毒な話だった。貰い泣き。
    こんなどこがいいのか分らない受とは綺麗さっぱり別れて、
    攻のことを大切にしてくれる別の人と交際したのがいいと、何度思ったことか。
    受のこと、「不幸のどん底に突き落とされやがれ!」と思ったのは
    たぶんこの作品が最初で最後だと思う(笑)。

    しっかし、何でBLの登場人物って
    肝心なことを言葉に出して訊かない&云わないんでしょうねえ。
    営業やってて事情を知ってる社会人なら、攻の親の会社のこと、
    ちゃんと調べるのが当たり前だろうって思うんですけどねえ。
    オチにトホホ。
    先回りして他人の人生について憂う受が、心の底から大嫌い。何様だよ!

  • 酔った勢いで会社の後輩・千谷と一夜の過ちを犯してしまった鷺沼。
    それから数ヶ月。「好きだから抱きたい」という千谷に「遊びなら」と応え、体の関係だけを続けている。
    抱かれるたびに千谷に溺れていく自分を自覚しつつも、鷺沼には決して千谷に「好き」と告げることができない事情があった。
    そんなある日、自分とは正反対の「可愛くて素直」な男が千谷を好きだと言い出して…!?
    愛してると言い出せないのは貴方のせい―素直になれない大人達の意地っぱりラブ・ロマンス。

    カッコイイ年下攻めワンコでした。
    年上先輩受けはツンデレ。

  • 火崎勇さんの作品にはパターンがあると最近思うようになりました。<br>
    その1.攻に胸が苦しくなるほど想われて、でも攻のために身を引こうとするパターン。<br>
    その2.代わりの女を抱いて欲求を満たしておいて、受を傷つけたくないから、受のためを思って嫌々でも身代わりを作ったんだと正当化する攻のパターン。<br>
    その3.男同士の恋愛なんてよくわからないけど、好きになっちゃったから我武者羅に頑張ろうとするパターン。<br>
    まぁ、他にも色々ありますが、このパターンの作品が多いように感じます。<br>
    「まだ愛に届かない」はその1のパターンでした。<br><br>

    ずっと好きという想いを抱いてきた相手から好きだと言われ、嬉しくて幸せと思う一方、将来のある相手を思うと素直に想いを告げることが出来ない受。<br>
    好きだと告げる攻をはぐらかし、セフレのような関係を続けていたところに、攻が好きだから別れてくれと迫ってくる後輩が現れて……。<br>
    という展開なのですが、攻のためを思って自分の想いを犠牲にして離れることを決意するというパターンは割と好きなのですが、最近火崎さんこのパターン多くないですか?<br>
    今回のお話を読んだ時も「またか!」と思ってしまいました。身を引こうとする切なさが好きで、この手のパターンのお話はよく読むのですが、ここまで想われているのがわかっていて、攻のためだから離れようとするのは、攻のためではなく自分のためなのでは…。自分だけが辛いんだ、自分だけが不幸になればいいんだ、自分だけが、自分だけが――というのが鼻について、どれだけ悲劇のヒロインぶりたいんだ!とイライラしてしまいました。<br>
    受も攻が好きだという後輩も、自分だけが可愛いんだな…という感じがしてしまったのが好きになれない要因かもしれません。<br>
    この作品、攻がとても可哀想だと思います。好きな相手からはセフレ扱いされ、挙句の果てにライバル(?)まで登場して、受に振り回されまくってホントに哀れ…(笑)。<br><br>

    攻を想う心情や切なさは良かったので読み応えはあったのですが、最後のアレ、何ですか?あまりの急展開に「今までのあの雰囲気は一体どこに…?」とちょっとついていけませんでした。ラストがビシっと決まればもっと好印象だったかもしれないので、ちょっと勿体無かったな〜と思います。<br><br>

    【STORY】
    酔った勢いで会社の後輩・千谷と一夜の過ちを犯してしまった鷺沼。それから数ヶ月、「好きだから、抱きたい」という千谷に「遊びなら」と応え、身体の関係を続けている。抱かれる度に千谷に溺れていく自分を自覚しつつも、鷺沼は決して千谷に「好き」と告げることが出来ない事情があった。そんなある日、自分とは正反対の「可愛くて素直」な男が千谷を好きだと言い出して…?<br>愛してると言い出せないのは貴方のせい…。素直になれない大人達の意地っ張りラブロマンス!

  • 千谷立志(24)×鷺沼和(27)。洋傘の大手メーカーに勤める先輩後輩。千谷がスキスキと鷺沼に迫る。鷺沼は自分の気持ちを隠しながら、付き合ってやってるというスタンスを。どんどん苦しくなる鷺沼。麻生さんの挿絵のおかげで読んでて切なさ倍増。

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