宮廷神官物語 双璧の王子 (角川ビーンズ文庫)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2010年5月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044491109
作品紹介・あらすじ
王位継承者は、二人いる。衝撃の事実に激震が走る、麗虎国宮廷。神官見習いの天青は、敬愛する藍晶王子と、兄と慕う武官の曹鉄が、王位継承者として争うことに心を痛める。神官の鶏冠も、仕えてきた藍晶王子の手前、仲間と認める曹鉄にかける言葉もない。孤立した曹鉄の前に現れたのは、亡き母に似た婚約者!!彼女の助言により、曹鉄と藍晶王子は密談を行うが!?王位をめぐる陰謀に、絆は耐えられるか!?韓流宮廷物語第7弾。
感想・レビュー・書評
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信じるってできることすべてやっての先のギリギリのとこにあったりするんだろーなあ
まおはどーするんだろ
無害なデブのままなのかしら詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
イヤイヤイヤイヤ著者もう、どんなけSっ気たっぷりですのん。
もうこれ以上、鶏冠を追い込まんといたって…!
同じように、天青を始め、藍晶王子も曹鉄も充分苦境に立たされてるのに、鶏冠だけはアカン…。
可愛そうすぎて、見てられへん…。
ほんまに著者はハッピーエンドを書くつもりがあるのか。
そもそも著者はこのシリーズをハッピーエンドにするとはまったくいうてはらへんか。すいません。私が勝手に、いくらなんでも最終的にはまるっとおさまるんやろ、って思ってるんやんね。すいません、著者に関してはそんなスイーツな展開とオチは無条件に期待できない気がする(最大限の誉め言葉)!
天青が宮中に来てからしばらくはこれといった展開もなく、この調子でずっと進むんかなあ、と、やや中だるみもしてたけど、ここにきてほんま どとうの展開がたまらん。
ようけの人物が登場するので、「中だるみ」と、私が感じてたあのあたりでいろんなエピソードを盛り込んではったから、なおのこと物語に厚みがでてるんやろうなあ。
今更やけど、このシリーズ完結してるよね…?
ここまできて未完とか、やめてあげてね? なんでもいいから、鶏冠を幸せにしてあげてね…?
ほんま、大神官さまがいい人そうで、よかったよ…。
あと、長々とあとがきを書かはるのはあんまり好きじゃないんやけど、今回はちょっといろいろと面白かったな。
藍晶王子と赤烏が相変わらず「ラ…」って(笑)!
「ラ…」って(笑)!!
まあべつにええけども!
著者もBLを書いてはるんよねえ。出会ったことはないねんけど…。
(イヤ、それっぽいものなら読んでるけどさ)
著者と椹野道流氏のBLは、読んでみたい。
この本でシリーズ7冊目やったのか。
そりゃもう、どとうの展開にもなるし、話も一番盛り上がるところかもな~。今回も一気読みしました。すぐに続編をリクエストしよう。
初版が平成22年か…。イヤほんま、完結しててほしい…!! -
王位継承陰謀編です。面白かった! 人をとことん追い込んだいく展開がすごいですね~。そして賢母様にそんな出自があったとは。またまた良いところで終られてしまっているので、早く次を読ませてください。
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情報って本当大事だよね。
曹鉄をマザコンみたいなやつにしないでほしかったよ。やっと正気に戻ったかとおもいきや。。。
続ききになります
2019.4.21
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宮廷神官シリーズ第7弾。
曹鉄と藍晶王子と二人の王子による王位を巡る争いは続く。
曹鉄のことだから、周りに流されずにいくかと思いきや、やはり一筋縄ではいかないようだ。
鶏冠と天青の苦悩は続く。 -
物語のシリアスさが増していく、ますます続きが気になっていく!
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曹鉄の新たに分かった王子としての厄災の日々.天青は順調に力をつけてきていて頼もしくなってきたが,鶏冠に苑遊の妖しい手が近づいている.心配だ.
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蘭晶王子と赤羽主従の固い絆、目頭が熱くなった。それぞれの信頼が試され・・。真っ直ぐで気持ち良い。
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泥沼?展開です。
こういうの好きです。
鶏冠のいじらしさがたまりません。
もういうのを読むと女の怖さがよくわかる気がします。
女の人ってしれっと嘘とかつくしね。
あと、執念深い。
曹鉄のグダグダ感がいい感じの話でした。
次で決着がつくようなので、楽しみです。 -
読んでて苦しかった・・・。それぞれが翻弄され、疑ってしまい、傷なが試される。鶏冠と曹鉄が読んでて辛かった。そんな中、櫻嵐が言いたい事を言ってくれるので救いになった。今回は、櫻嵐が場の空気を変えてくれたわ。天青の成長にもホロリ。最期、苑遊が不敵すぎて・・・。苑遊が握っている鶏冠の弱点は出生に関する事?続きが気になります。