宮廷神官物語 書に吹くは白緑の風 (角川ビーンズ文庫 39-12)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044491123

作品紹介・あらすじ

人の本心を看破する奇跡の力を見いだされ、王都へやってきた天青。神官書生になるための試験で出会った、下働きの少年・燕篤との切ない友情物語(「書に吹くは白緑の風」)ほか、宮廷で行われた舞の競い合いに参戦した、驚くべき美姫を描く、小説&コミックコラボ作品(「舞姫は夢を見る」)など、名作を改稿の上完全収録。さらに燕篤との「その後」を描いた特別書き下ろしも収録した、「宮廷神官物語」の全てがわかる外伝集。

感想・レビュー・書評

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  • 最終巻目前の短編集。
    本編の緊迫感から少し離れた、ほんのり心が温かくなる話やちょっと笑える話が収録されている。

    特に印象に残ったのは、1話目と6話目。
    2つは続きモノになっていて、天青らしさがよく出ているストーリーだったと思う。
    あと、印象的だったのは、紀希の舞い!
    櫻嵐ならともかく、いつも女の子らしい紀希があんな見事な剣舞を舞うとは!!
    超予想外で、素敵だった^^

  • 深刻じゃなくてうれしい
    隷民友達がどうにかして認められてほしいけど、役所ではたらくとかなんとか記述があったようなないような
    藍晶ひさびさにはっちゃけててよかった
    櫻嵐が泣いちゃうのはかわいらしい

  • 今回は今までの長編の話の間の日常的な小話を集めた短編集。ほっこりした。

  • 宮廷神官シリーズの外伝。
    本来ならば最終巻前の口直し的なとこだけど、一気読みのため、シリーズ終えてから外伝にした。
    本編との絡みなど、外伝を後回しにして正解だったかも。

  • 特殊な能力を持つけれどふつうの(ちょっとアホで素直な)少年、天青が主人公の物語の短編集。最初はニアBL?という雰囲気でちょっと……という感じだったけれど、最近の展開、そしてこの短編集と、かなり面白くなってきました。虎と姫様もっと活躍させてほしい!(^^)恋愛ゼロだけど、それでもこのシリーズはよいですね。

  • 短編集5編+マンガ1編
    いろいろな場面を切り取ったお楽しみ編。それなりに楽しいが早く本編が読みたい。

  • 短編集

  • 短編集

  • 短編集です。

    本編の続きも気になるところですが、

    短編は短編で面白かったです。

    このお話は女装男装しまくりですね。

    面白いからいいけど・・・。

    でも、女装がここまで美人だと、

    まわりの女の人はいたたまれないだろうなぁ・・・。

    あと、笙玲の意地っ張りなとこも可愛かったです。

  • これから鶏冠どうなるんだ!?読むの怖いわー・・・と思っていたら、今回は短篇集だった。あらすじ読んでませんでした!!
    宮中に来た頃から王位継承問題が解決するまで、一生懸命キャラクターたちを思い出しながら読みました。今回で偵雀を見直しました。今まで目立たなくって忘れがちだったけど、しっかり者だったんだね。知らなかったよ。あとはやっぱり蘭晶王子の踊ってる姿はいいね!!読んでて楽しかった。

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著者プロフィール

東京都出身。おもにライトノベルにて活躍する気鋭。代表作は「カブキブ!」シリーズ、「魚住くん」シリーズ(角川文庫)、「妖き庵夜話」シリーズ(角川ホラー文庫)、「宮廷神官物語」シリーズ(角川書店ビーンズ文庫)など。榎田尤利名義でも著書多数。

「2023年 『妖奇庵夜話 千の波 万の波』 で使われていた紹介文から引用しています。」

榎田ユウリの作品

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