宮廷神官物語 慧眼は明日に輝く (角川ビーンズ文庫 39-14)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044491147

感想・レビュー・書評

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  • 宮廷神官シリーズ最終巻。
    収まるべきところに収まったラスト。
    鶏冠が苑遊を「狡くて、賢くて、寂しかった人」と表す言葉が切ない。
    きっとどこかで今も鶏冠を慮っていそう。

    終章も良かった。
    作者もあえて明かさなかった桜嵐姫の夫はやはりあの人だろうが、母子の天真爛漫さに振り回されていそう。

  • 苑遊のその後が気になるが,それくらいは謎を残して大団円.収まるところに全て収まり,桜嵐姫も無事母となられたようで嬉しかったです.

  • 山猿…もとい彗眼児・天青の成長物語、完結!

    最後の最後に記憶喪失ネタかよ…と、ちょっと思ってしまったが、天青と苑遊が鶏冠の為に不本意ながら手を取り合う展開は結構意外だったかもw
    苑遊はこのまま悪役を貫いて死ぬか、消えるかすると思ってたからなぁ……。
    まぁ、最終的に消えちゃったけど、悪い形の退場では無かったのでは? 

    っていうか、最後に何もかもをさらって行ってくれたのは、やはり櫻嵐だった(笑)。
    「ははうえ様」って!? 旦那は誰!? 曹鉄じゃないの???
    ってな感じで、求む! 詳細!!

    短編、出るのかな?

  • 最終巻。ついに決着がついてメデタシメデタシです!!
    なんかこの話はいい人がいっぱい出てくるので読んでてホンワカしますね~。
    最後は天青も成長して、曹鉄も自分の立場を得て、鶏冠も納得いく結論を出せたのではないでしょうか。

    色々とみんなを悩ませてきた苑遊の本当の目的も。悲しい人なのですよ。みんながいろんな気持ちを抱えて前に進んで成長してきた結論が!!
    ま、納得行かないこともなく大団円!という感じでーす。

  • 完結巻。天青と鶏冠のふたりが主人公なお話だったなぁ。この巻に限っては、鶏冠だけど。うまくおさまったいい締め方だった。天青も師範になるとはね。きっと麗虎国は大丈夫。/姫様の伴侶となったのは、影の薄かったあのひとかなー。なんとなく。

  • 予想していた通りハッピーエンドで良かったです。

    彩雲国が長かったので、このくらいの

    もっと読みたい、終わるのが名残惜しい

    って感じの気持ちのまま終わったのも良いです。

    最後の姫のお父さんは勝手にあの人だと思ってる!!

  • すごく好きなシリーズだったので終わって残念です。もっともっと活躍が見たかったです。外伝とか出版されたら買います。

  • とうとう今回で完結!
    主人公よりも色々苦労していた神官様がやっと幸せになれそうでほっとしました。

著者プロフィール

東京都出身。おもにライトノベルにて活躍する気鋭。代表作は「カブキブ!」シリーズ、「魚住くん」シリーズ(角川文庫)、「妖き庵夜話」シリーズ(角川ホラー文庫)、「宮廷神官物語」シリーズ(角川書店ビーンズ文庫)など。榎田尤利名義でも著書多数。

「2023年 『妖奇庵夜話 千の波 万の波』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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