- Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044493035
作品紹介・あらすじ
「平家がまだピチピチしていて、とてもよろしゅうございました」と壇ノ浦での旅行を語る加門七海が、体験した本当にあった怖い話。中国旅行中に重慶の旅館で出会った死神。無理やり造りを変えてしまったために、氏子が次々と死んでしまった神社。付き合う男性が全員死んでしまった絶世の美女。そしていまだに続いているという東京都慰霊堂と三角屋敷を巡る話(完全封印版)などありとあらゆる体験を語った「怪談本」の決定版。
感想・レビュー・書評
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加門七海さんは江戸の風水とか歴史とか呪いとか、そういったものに詳しい方と思っていたけど、それだけではなかった。ご本人自体がこんなに憑かれやすい方だとは!霊の気配のないはずのホテルでもなにかを連れてきちゃったり。日々大変そうです。
有名な三角屋敷の話は、なんとなんとわざわざ悪い土地相の場所に悪い配置で作られたマンションで、住んでいる人で実験しているのではとのこと。世の中にはこういう発想の人もいるだと驚きました。 -
三角の建物
検索してみたかったが調べていることもバレそうで検索すらできなかった。ビビりすぎ笑 -
数年おきに読み返したくなる本
座談会形式なので読み進めやすい
さんかくのおうち…… -
大好き。
三角の建物は蚕のオウチ。 -
福岡県民としては、稲荷の花嫁の話が気になる。それと、編集者・三津田信三の登場にふふっと。
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まさしく徒然なるままに収拾した怪談、といった具合で、そもそもホラー文庫なんだから予想はある程度つく中での巷説怪談…なればこそ展開に突飛なく、ページをめくる指も鈍る
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正気かこのおばさんって思うところもあるけどこんなゾクッとするのは久しぶり!怖い話見飽きた人こそ楽しめる!
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おそらく再読。
霊や人ならざるモノに対して、ことさら怯えず、敵意ももたず、ただ「在るもの」とするスタンスは面白い。
あるいは、見えてしまえばそうなるのか。
わからないものをわからないままにする生き方というのもいいなぁと思った。
しかし、悪意の塊みたいな三角地のマンション怖い……。 -
加門七海の語りを読みたいただそれだけ。
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怖い話好きの夫が「これは怖い」と太鼓判を押していたので、期待し過ぎたせいか、それほどでもなかったかな。
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…ややトラウマになりました。
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ほんとうにあった怖いお話の本です。
霊感のつよい作者の体験談です。
こういう話は、ほーんと怖いんだけど、
「こえ~~~」って思うだけじゃなくて
何か根拠があって、怖い体験になってるというのを感じます。
やっぱりね、邪念や侮辱でいろんな事を行ってはいけないのよ。
これは、日常生活からしてマナーや礼儀を
ちゃんと守っていればいいのよね。
何事も敬う気持ちを忘れてはいけないことですね -
ふ〜〜ん…って感じで読んだ本
こんな事ありました、あんな事ありました。と淡々と語ってる本
心霊体験なら私も私の友達にもこの手の話はあるよ
私の場合ホントに泣きが入ったのは1回だけで
後はたいした事ないけど
こうゆうのって実際体験すると洒落にならないから
何もナイとか感じないならそれに越した事ないよ…… -
著者が語る自らが体験した怪奇譚。淡々とした語り口のためついつい読み進めてしまうので,夜のお供にはお勧めしません。現代の実話という身近な恐怖に眠れなくなってしまいますから。
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著者本人の体験談で会話形式な文章で短編が何話か入っていますが最後の「三角屋敷」の話しが怖いです。
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怖い!三角屋敷は怖い!
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三角屋敷の話がたまらない!
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なぜか二冊買ってしまった本。
はじめの法は怖いけど、全編通して読むと なんだかホッとする(私だけ?)親切な作り。
お気に入りの一冊 -
ご本人も書かれている通り、第三夜の話はやばかったです。
怖すぎる…おぞぞ。
当たり前に見える人のお付き合いの仕方を知ることが出来ました。 -
これは怖かった(汗)。加門さんが体験した怖い話が三津田信三氏との対談形式で収録されているが、語り口がユーモラスで開き直った感があるだけに、よけいに怖い。読み終えた後は周囲の物音にびくついてしまった……。鈍感なのはある意味罪な部分もあるかもしれないが、正直敏感すぎる体質でなくてよかったと思った。
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作家さんの不思議怪奇体験集。
間違いなく怖面白い!
世の中に、こんな日常を送ってる人がいるってのがすごいね。
三角屋根の話が一番の大物です。
現実にある現役物件。
どこにあるのかが気になる所。 -
この著者、書いているフィクションよりも、実体験の方がずっと怖いんじゃないか。
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淡々と記述してるのがいい。しかし一人で色んな体験をされてて大変だなあと思った。
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久々に怖くて夜寝れないかもと思いました…。
色々な怖い話が集められてるのかなぁ、と思ってたら加門さんの体験談だったんですね。 -
実話系怪談の真骨頂でしょう!
怖がらせるように語るのではなく、淡々と語るほうが怖いって!!