天空の剣 (角川ビーンズ文庫 42-1)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044495015

作品紹介・あらすじ

美貌の青年剣士ノクスと、自称世界一の魔法使いダークロア。酸の海のせいで滅びつつある世界で、傭兵生活を送る彼らは、感情的で乱暴な女剣闘士ウィルゴと出会った。「惚れたから」と、彼女を追うダークロア(ついでにノクス)だが、実はウィルゴが酸の海を招いた人物で、逆に今は世界を救おうとしてるのだと知る。「世界がどうなろうと、私はどうでもよかった」という彼女の秘密とは?第1回ビーンズ小説賞奨励賞受賞。

感想・レビュー・書評

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  • 傭兵生活をしていた中にやってきた、一人の女性。
    彼女の逃亡生活(?)にくっついて行く男性2名。

    彼女が持っている剣は特別なもの。
    どう特別かというと…という、ものすごく大変な剣。
    しかしまぁ大概において、おとぎ話、と思います。
    まさかの、最初に答えが提出されていると言う状態。
    登場人物も少ないので、ぴんとくるならば
    ものすごく分かりやすい話です。

    とはいえ、まさかの求婚者の正体。
    そして黒幕…。
    最初、話していた女性はこれか、と思いましたが
    あれはまったく別の生き物(?)です。
    何か最後、甘酸っぱい感で終わってますが
    これから先、どうするのでしょう、この2人。

  • デビュー作だそうで。まだこの頃は乙女キュンキュン要素は控えめ。
    でもどことなく暗くて重たい設定はこの頃からすでに健在でしたw
    この年のビーンズ小説賞は名作揃いですね。

  • 主人公がかっこよくて良かった。
    共感っていうか主人公に同情できてよかった。
    私の中では「西風」なんて存在しない...。

  • それだけの強い想いを抱けるというのはいいなと思った。
    http://feelingbooks.blog56.fc2.com/blog-entry-808.html

  • 長らく積ん読だったのをようやく読破。
    何だろう、嫌いじゃないんだけど、個人的になんか上手く読み進めにくかった。相性良くないのかな。

    西風の方がぱっとみた感じとっつきやすかったので期待。

  • 流し読み。『世界がどうなろうと、私はどうでもよかった』美しい兄妹愛が、神様とかに茶々入れられて悲劇の歯車に使われちゃってます。主人公の相手方であろう人物のセリフや感情表現が少ないので、なんだかアレ?ちゅう間に、感じに、まとまります。しかも、裏表紙のあらすじには括弧書き。。。その分、主人公が男前、怒哀が豊か。あとは、ありがちな進行とかツッコミ可があり、総じて言うと「普通」 シリーズ化してるみたいだから、これから期待かな~

  • 前にも読んだんだけど続き読もうとして内容を思い出せなかったので再読。曇りが晴れになる話はたまらんですね。

  • 世界観とか面白かった。
    一冊に詰め込んだって感じだけど、さらっと読める。

  • 一冊で終わるが、西風の皇子シリーズにつながってる。

  • 一冊完結にしては世界観も広大で
    内容も濃い作品。
    結果としては
    これの続編も出ましたけれどね。
    (「西風の皇子」は本当に好きです)

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著者プロフィール

北海道出身。第1回角川ビーンズ小説大賞にてデビュー。代表作に「光炎のウィザード」シリーズ、「デ・コスタ家の優雅な獣」シリーズなど多数。

「2023年 『弁当屋さんのおもてなし 新米夫婦と羽ばたくお子様ランチ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

喜多みどりの作品

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