光炎のウィザード 未来は百花繚乱 (角川ビーンズ文庫 42-19)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2009年12月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044495190
作品紹介・あらすじ
人類の存亡をかけて、最後の戦いの幕が切って落とされる。元師匠であるヤムセに「誘拐」され、"昼"の石板の謎を解く旅に出たリティーヤ。タイムリミットは次の"昼"の台座が現れるまで。そして、この旅が終わったら、ヤムセとの別れが待っている。分かっていながらも、抑えきれない想いを抱えるリティーヤは…!?リティーヤが、ヤムセが選び取る「未来」とは-最強魔術師師弟が贈る愛と冒険のファンタジー、堂々完結。
感想・レビュー・書評
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最後までヤムセはリティーヤへの気持ちを執着としか言わなかったな。
態度にはわかりやすいくらい出てるんだけど言葉も欲しかったな〜。
でもま中盤のロードマスター不在中の壁ドン?には萌えましたけどっ!
ゼストガさんのDT臭がハンパない。
リティーヤの美少女設定がほとんど機能してないとか小さくごにょごにょありますが、なんにせよ大団円☆詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最終巻。いろいろあったしまだ未解決な物語も一部ある気はするけど、それも含めて大勢の登場人物たちが収まるべきところに収まった感じ。素敵なハッピーエンドでした。先生はもっと苦労すれば良いよ! と祝福の言葉を捧げたいです。
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分厚い1冊でしたが、ロリロナが途中で消えてしまったときは、少し無理しての終わらせ感が有りましたが、ちゃんと最後に登場。ピースがはまりちゃんと彼女の事も考えられていたんだと、なぜかほっといたしました。結局本当に悪い人、というのがいない話であるのがすごい。さりげなくなぜそうしているのかの説明があるので、安心して読めました。
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シリーズ最終巻。
最後は昼の石版と台座を巡るあれこれに決着が付いて、それぞれの登場人物たちも、それぞれの落ち着き所を得て、とりあえず、だいたい(笑)ハッピーエンドでよかった。
物語的には、途中色々入り組んだ構成になったり、始原のキツネの意図がもう一つはっきりしなくて、もやもやして少し入り込めなくなったこともあった。
でも、このシリーズの魅力はなんと言っても主人公リティーヤの性格、というかノリ。
たとえ落ち込んでても、やることはびっくり箱のようなリティーヤの行動に呆れつつ、楽しませてもらっているうちに、結局最終巻まで読んでしまっていた。
なんというか、愛すべきキャラクターだ。
そういえば後書きで、作者に感想を送って後日談をねだると郵送してくれる、と書いてあったけど、それって、まじ?
うーん、トライしてみようかどうしようか?(笑) -
終わった…
いやあ。。。
ハラハラドキドキさせられた。
いまもまだとまらない。
すごく面白かった。
こんなにドキドキしたのは久しぶり。
うれしいなあ。
最後の2冊の展開がはやくて、
それが逆によかった。
若干、詰め込みすぎなきらいもなくはないけど、
でも、話がさくさく進んでいってとても楽しかった。
記憶を取り戻したキツネとリティーヤの最後のやり取りに
ほろりとさせられ、
ヤムセにアタックしていったリティーヤとのからみにニヤニヤし、
最後のキツネにまたほろりとさせられ。
読み終わったらブックオフくらいのきもちだったのに、
手放せなくなってしまった。
うれしい悲鳴。
でもこれで終わってしまうのは悲しいよ~涙
ラブラブなヤムセとリティーヤをもっと見たいです。 -
シリーズ完結。とりあえず丸く収まって殆どハッピーエンドでなにより。ゼストガが若干不幸なのは予定調和だ(笑)。リティーヤとヤムセの微妙に進展した雰囲気は微笑ましくてほんわかしたが、キツネとリティーヤの最後のやり取りがほんと切なくて・・・。その後気になりますね。うーん。
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完結www
リティーヤの言動も問題あるけれど、
抑えきれないってのもどうかと思うよヤムセ。
ともかく、このカップルは微笑ましい&楽しい。
先生と生徒で、ベッドシーン(?)あったりして、
当初から楽しいシリーズ。
でも、リティーヤの境遇や、ヤムセの過去、彼との関係、
ほのぼのっとしたリティーヤの周りは不穏な空気ばかりが動いて、
今となってはゼストガさんとの絡みは平和で微笑ましかった。
そして、彼との別れの場面は泣けた。
彼に関する出来事は終盤になってからが泣けてばかり。
切なすぎる、こんな形で終わりを迎えるのは・・・・・・
最後に現れた人物が幸せであると信じていたいです。
読了 1/11