シスター・ブラックシープII 林檎と堕天使 (角川ビーンズ文庫 42-21)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2010年10月30日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044495213
作品紹介・あらすじ
漆黒の悪魔にはめられた結婚指輪を壊すため、昼は男装し教会の助祭、夜は伝説の聖女"黒い羊"の二重生活を送る少女コンスタンティン。しかし、助祭の仕事中に事件に巻き込まれ、僧衣を切り裂かれてしまった彼女はドレスを着るはめに!さらにその姿を"黒い羊"を追う司祭ユリエルに見られてしまい!?「あなただとわかっているのに、女性に見えて…」司祭の懊悩と悪魔の猫化が加速するトリニティ・ラブ・ファンタジー第2弾。
感想・レビュー・書評
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悪魔や司祭がぐるぐる悩みまくっているのが面白い。
実際面白いシーンではないはずなのに、思わず笑いがこみ上げてきてしまう。
笑いやシリアスやアクションがしっかり詰まっていて、読んでいて飽きない。
人間関係がこの先どう変化していくのが楽しみ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
司祭の懊悩が面白すぎた。本人大真面目なんだろうが、読んでるこっちとしては笑いしか込み上げてこないよ。うんうん、存分に悩むがいい。そっちの方が面白い。
しかし、グロリアがあまり好きにはなれなくて、ちょっとげっそりした。強い女の人は好きなんだが、傲慢な女の人はあんまり好きじゃないんだよなぁ。大物の気がしないから尚更。なんか、いつかどこかで足を掬われそうな小悪党の気配・・・そういうのって見苦しいというか、苦々しい気持ちになるから苦手だ。驕って引っ繰り返されるのって、見てて気持ちよくはないよねぇ。・・・嫌いだからと口が過ぎたかな。グロリアが格好良い方の傲慢さを見せてくれればいいんだけど。この先に期待ということで。 -
あいかわらずの安定感。
今回は夏至のお祭りが舞台。
女装姿のコンスタンティンに、ユリエルがドキドキ。
未亡人の女領主も出てきて、代官レオンとの関係も気になったり。 -
面白くなってきた。ユリエルの反応が(笑)ちょっぴり恋愛色がUP。悪魔は頑張ってるけどやっぱ詰が甘い。彼はヘタレなとこが可愛いよなぁ。
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今回も、さくっと読み終えてしまいました。
前巻とは続いているけれど、また別のお話です。
事件は前回の上を行く悲壮っぷり…と個人的に思うのですが、それを上回るおばかっぷりが心を軽くしてくれます。
……個人的には、ユリエルとコンスタンティンにくっついて欲しいなぁ、と思うけれど、どうなるんでしょうねぇ?
後半のユリエルの悶えっぷりに、萌えまくる僕でした。可愛えぇ~っ!!
あと、ヒースも今後(というより、過去?)が気になる捻くれっぷりですね~。
女伯グロリアも結構好きですし。イラストで見てみたいなぁ…。
川に身を投げた誰かさんのその後が気になりますが、もう出て来ることはないのかな……あの人、アレ位では死にそうにないと思うんですが、僕だけかなぁ? -
p133 コンスタンティンが女装してるwww ここのイラスト誰か描くべきだ。
女装させ方の自然なこと。そのまま一気に花嫁イベントか。完璧過ぎてどう思い付いた構成なのか気になる。計算だけではこうはいくまいなあ。
ロウへの面会。後から謎解きをするのが何やら最近のミステリーっぽい?
この巻で役者が揃った感じなのかな、あと各人の立場もはっきりして。
人物一覧書き始めた方がいいかなそろそろ。 -
胸きゅんと萌えと笑いを足して3で割った感じで。主人公どうしよう好き過ぎる。こういう聡い子ってかなりいいなー。
実は一巻からレオンとコンスタンティンの関係が好きなんですが(時間かけて拳をぶつけあわないと生まれなさそうな信頼的な何か。)、僕らもあなたが好きです、は結構ぐっときた。同じ系列でロウとのやりとりも胸にしみる時間の経過がありますよね。。。うぅ。
結構展開早そうな感じですが、続きとても楽しみです。 -
し、新展開....
猫(悪魔)とユリエルの気持ちに変化が!?